2020.12.22
JGU
大阪国際大学でゲートボール体験&ゼミ対抗戦
大阪国際大学では、人間科学部スポーツ行動学科講師・堀込孝二先生のゼミに所属する学生3名が「ゲートボールグループ」として2020年度からゲートボールをテーマとしたイベント企画に取り組んできました。
当初は、今年度早々からゼミ学生自身でゲートボールを体験をし、その後に地域のお祭りで子どもを対象としたゲートボールイベントを企画していましたがコロナ禍で中止となり、ようやく初めて体験できたのは10月16日(金)。ゲートボールグループの3名を含むゼミ生7名と堀込先生の8名が学内体育館で、日本ゲートボール連合(JGU)職員から指導を受けながら、4人制ゲームを体験しました。
初のゲートボール体験
ボールの配置を見ながら作戦会議をする皆さん
中止となってしまったお祭りイベントに代わり、大学内でできるイベントとして新たに企画されたのは、同じスポーツ行動学科教授の高見彰先生のゼミ学生との対抗戦で、11月27日(金)に大学内の人工芝グラウンドで開催されました。
ゲートボールグループが考案したゼミ対抗戦は、両ゼミで各4チームを編成し、4人制で全8球での15分間ゲームを対戦チームを替えて2試合行い、勝ち数の多さで優勝ゼミを決定するというもの。
当日は、堀込ゼミと高見ゼミの学生27名に両先生も選手として参加。さらに、大阪府ゲートボール連盟の指導者4名も「助っ人プレイヤー」として招待されました。
最初に、ゲートボールグループから、今回ゲームを行う上での特別ルールや打撃方法などが簡単に説明されると、4コートに分かれて5分間の打撃練習。その後、早速、ゲーム開始となりました。
ゲートボールグループが考案した特別ルールとは、1回の打順でスパーク打撃ができるのは1回限りで、ゴールボールに当てて上がりとなったら、またスタートに戻って第1ゲートから通過を狙えるというものでした。
「みんな初心者なので、とにかく得点競争で楽しんでもらえるような特別ルールを考えました」(ゲートボールグループ・松原さん)
その特別ルールが功を奏し、各コートでは点数争奪戦が白熱。また、ベテランの助っ人プレイヤーの活躍に、学生たちからは「おっちゃん、うまい!」「ねえさん、エグいわー」など大阪ならではの威勢の良い声が飛び交い、盛り上がりました。
そして、最後に「もう1試合!」との声が上がり、急きょ、10分間ゲームを追加で行いました。
対抗戦の結果は、最後に発表されましたが、計12試合中、主催側の堀込ゼミが勝利したのはなんと1勝だけ、高見ゼミの圧勝で対抗戦は終了しました。
参加者にスパーク打撃の説明をするゲートボールグループの3名
チームメートのベテランプレイヤーからアドバイスを受けながらホッケースタイルで打撃する学生
堀込先生もプレイヤーとして参加。「第1ゲートを通過しないと精神が凹む。メンタルが鍛えられる競技だと知りました」
ゲートボールの原型といわれるクロッケー経験者の高見先生は大活躍
優勝した高見ゼミには表彰状が贈呈された
ゼミ対抗戦に参加した両ゼミの学生と先生、そして大阪府ゲートボール連盟の指導者の皆さん
なお、ゲートボールグループは、今回の対抗戦に参加した全学生を対象として「ゲートボール体験の前後での印象の変化」などについてアンケート調査を実施し、その結果を「ゲートボールを大学生に普及するには?」をテーマとした研究にまとめ、来年1月に他大学と合同で実施するゼミ活動発表会で披露する予定です。
「最終的にはJGUさんにプレゼンすることも考えています」(堀込先生)とのことで、その発表内容にも期待が集まります。