2010.02.13
JGU
作文部門(15歳以下) 大賞 ゲートボール
紙ひこうき さん(広島県・12歳)
僕はゲートボールをやっています。始めた時から今までの思いを記します。
ゲートボールを始めたきっかけは、母が会社で誘われたから。はじめはご年配の方ばかりなのかなと思っていたが、若い人がたくさん居て驚いた。まだゲートボールを全く知らなかった僕にていねいに教えてくれたのが嬉しかった。
ゲートボール全国大会の県予選。ものすごくきんちょうした。「僕のせいで予選敗退したらどうしよう」。混ぜてもらっていたチームが強かっただけに、そういったプレッシャーに襲われていました。一試合目はよかったけど、二試合目、味方の球を二つ出してしまう大ミス。三、四試合は僕は出ずに他の皆で勝ってくれました。悔しかった。でも皆のおかげで全国大会に出場できました。県予選での悔しさを晴らすチャンス。そう思って練習に励みました。
全国大会は県大会以上にきんちょうしました。県予選のような失敗を繰りかえさないようにと、脳内で今まで教わってきた情報がグルグル回っていました。一試合目、二試合目、特に大きなミスなく終わりました。しかし、二試合とも敗退。次のステージに進むことはできませんでした。めちゃくちゃ悔しかったです。もっと活躍できるように頑張らないと……と思いました。
月日が流れていきました。コロナで試合はなかったです。でも、ここでしっかりと練習して、上手くならないと今年のくつじょくが晴らせないと思います。そう思ってゲートボールを頑張って練習、研究をし、上手な人にアドバイスをもらって上手くなっていきたいです。いつか全国大会の借りを返すために。
受賞のことば
大賞に選ばれてとてもうれしいです。これからもゲートボールをがんばって、上手になっていきたいです。いろいろと難しく感じることもあるけれど、また全国大会に出て、今度こそは優勝できるように努力します。
選評
大会でのドキドキ感、ミスをしてしまったときの悔しさなどが素直な文章で綴られていて、読み手の胸を熱くさせます。