2010.02.13
JGU
作文部門(15歳以下) 入賞 さらなる高みへ……
シラカバの天使 さん(広島県・10歳)
僕は今ゲートボールをやっている。その過去についてお話ししよう。
まず始めたのは約二年前。始めた時はゲートボールと聞いてもわからなかった。だが、皆が教えてくれた。ゲートボールはたくさん人がいた。最初はたのしかった。
その次は、丹山さんと組み、試合をした。負けてくやしかった。練習しても上手にならなかった。その頃からゲートボールに行きたくない時期が続いた。しかもやらない時もあった。
ある日、「今日はゲートボールに行きたくない」と言ったら、お父さんにいわれた。
「お父さんも昔、ソフトボールをやっていて体の調子が悪い時でも頑張っていっとったよ。まけたらくやしかったし、かったらうれしかったよ。こうちゃんにとって、ゲートボールはいろんな人と仲良くできたり、夢中になってくやしかったり、楽しかったりすることじゃろ? 何か夢中になれることを見つけんと。『勉強』、『スポーツ』、なんでもいいけぇ見つけんと。生きるために、必要なことを教えるけぇ続けた方がいいよ」。
その一言で僕は変わり、頑張ることにした。
今は僕より年下の子どもも入って、毎週いっしょに練習している。いっぱい怒られて行きたくない日もあるけれど、「さらなる高みを目指して頑張っていきたい」。