2021.03.06
JGU
富山県ゲートボール協会がジュニア育成ゲートボール教室を実施
砺波市立砺波南部小学校で年14回のゲートボール授業
富山県ゲートボール協会では、2020年度再生助成事業として、砺波市立砺波南部小学校でジュニア育成ゲートボール教室を実施しました。
砺波南部小学校では、5年前にゲートボールクラブが誕生して以来、月2回のゲートボール授業が行われ、地域の皆さんが指導に当たってきましたが、今年度は県協会主催のジュニア育成ゲートボール教室として古くなったスティックなどの用具を新調するとともに、1年間の指導計画メニューを作成してジュニア育成に励みました。
参加した生徒は4〜6年生の13名で、県協会の5名が講師として指導を担当。当初、ゲートボール教室は2020年4月から開始予定でしたが、コロナ禍の影響でスタートしたのは6月。以来、2021年2月までに計14回の授業が行われました。
「生徒さんたちに、まずはゲートボールを知ってもらい、面白いと思ってもらうことを目的として、基礎練習の時間を少なくし、4人制や3人制で試合を楽しんでもらえるような指導メニューとしました。ただし、学校の授業の一環であるため1回の指導時間が45分間と短く、しかも月に2回では十分な指導ができなかったことから、ゲートボールの魅力や面白さを伝えられたのか不安でした」(県協会)
そのため、教室終了後に、参加生徒を対象にアンケートを実施したところ、次のような結果が得られました。
1.ゲートボール教室の感想は?
①楽しかった :12名(92%)
②楽しくなかった :0名
③どちらともいえない :1名(8%)
2.ゲートボールの何が楽しかったですか?(複数回答可)
①ゲートを通したとき :11票
②他球にタッチしてスパーク打撃したとき :2票
③試合をして勝ったとき :7票
3.ゲートボールは今後もやってみたいスポーツですか?
①やってみたい :7名(54%)
②やりたくない :0名(0%)
③どちらともいえない :6名(46%)
「アンケートでは、9割以上が楽しかった、半数以上が今後もやってみたいと答えてくれたことから、ゲートボールを面白いと思ってもらいたいという当初の目的を少しは達成できたかなとホッとしています」(県協会)
砺波南部小学校でのジュニア育成ゲートボール教室は来年度も継続予定で、県協会では、このような教室を他校でも実施できるように働きかけていく予定です。
参加生徒と指導者の皆さん(ソーシャルディスタンスを守りながらの集合写真)
学校の校庭にコートを設営して実施