公益社団法人 日本ゲートボール協会

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公益社団法人 日本ゲートボール協会

ニュース

2021.07.06

JGU

北九州市立大学(福岡)でゲートボール体験授業

生涯教育・生涯スポーツ実習の授業で2週にわたって実施

北九州市立大学(福岡)では、2020年3月にゲートボール体験授業が予定されていましたが、コロナ禍の影響で中止。対面授業が再開された2021年6月10日(木)と17日(木)の2週にわたり、文学部人間関係学科の生涯教育・生涯スポーツ実習で、ついに体験授業が実現しました。
両日とも13:00〜16:10の2コマ連続の授業で、学内の体育館で実施。
受講したのは2〜4年生の学生たちで、授業を担当する准教授の髙西敏正先生と柴原健太郎先生も学生たちと一緒にスティックを握りました。
また、福岡県ゲートボール連合から5名の指導者が参加し、日本ゲートボール連合が作成した体験プログラムに沿って指導協力をいただきました。

 

スパーク打撃の練習をする学生たち

学生と一緒にプレイをする髙西敏正先生(右端)

初回の6月10日には、24名の学生が参加。
授業の目標を「打撃の爽快感とともに、ゲートボールの楽しさを知ってもらう」こととし、最初に第1ゲートから順にゲートを通過して上がるラウンド練習などで打撃練習をしてから、バドミントンコート大のミニコート3面に分かれ、4人対4人(計8球使用)または5人対5人(計10球使用)で下記のゲーム①と②の要領で対戦チームを替えながら計5〜6試合体験していただきました。

 

ゲーム① 点数を取る楽しさを知ってもらうことを目的とした、下記条件の15分ゲーム。
・スパーク打撃なし(タッチ後は継続打撃のみ行う)
・アウトボールなし(アウトボールになっても、次の打順でゲート通過ができる)
・通過タッチ、タッチ通過の2打権なし
・「上がり」のあとは、再び第1ゲート通過からスタート

 

ゲーム② ゲーム①の条件でスパーク打撃のみありの20分ゲーム。スパーク打撃により味方ボールは有利な位置へ、相手ボールは不利な位置(ゲート後方やコート外)へ送り球をすることを理解してもらった。

 

取材にお伺いした2回目の6月17日は、23名の学生が参加。
今回の目標は「ゲームを通してゲートボールの戦術を知ってもらう」こととし、通常コートに近い大きさのバレーボールコート3面を使用。
打撃練習後、前回同様、4人制または5人制で、ゲーム②の条件で2試合を体験。指導者からの指示をなるべく減らし、学生たち自身にボールを進める位置を考えてもらうようにしました。
その後、アウトボールと2打権も取り入れ、通常ルールの25分ゲームを2試合行いました。

 

「一番緊張する」という声が多かった第1ゲート通過に挑戦。右から2人目が柴原健太郎先生

ボールの位置をみんなで話し合いながらゲームを進める

最初は点数を取ることに必死だった学生たちでしたが、後半、通常ルールでの試合になると「スパーク打撃でコート外に出されないように、あっちへ打とう」などと自然とチームでコミュニケーションを取るようになり、中には「空気を読まずにごめんなさい!」と言いながら相手ボールをスパーク打撃で外へ出す学生も。さらには、ナイスプレイに歓声が上がるなど、ゲームを理解しつつ楽しむ姿が見られました。

 

体験後、学生からは「ボールを打つ感触が気持ちいい」「みんなで声を掛け合いながらプレイするのがめちゃ楽しい」という声が。また、小学生のときに地域の子ども会でゲートボールを体験したという学生からは「幼いときはゲートを通すだけの個人スポーツと思っていたけれど、仲間を助けたり、奥深いチームスポーツであることがわかりました」という感想が聞かれました。
また、ふたりの先生からも「もしかしたら、学生よりも我々のほうがのめり込んでしまったかも。やはり、戦略面が面白いですね」との言葉をいただきました。

スパーク打撃が思うようにできず、思わずこの表情!

ゲーム後、指導者のアドバイスに真剣に耳を傾ける

北九州市立大学では、今後も、柴原先生が担当する体育の授業で約50名の学生を対象とした体験授業が行われる予定となっています。
「今回、自身も参加させていただいたことで、体験プログラムの流れを把握できたので、今度の体験授業では、指導者の皆さんの助けを借りずに実施してみようと考えています」(柴原先生)。
「柴原先生と私の両ゼミでも体験会を行い、ゼミ対抗大会の開催なども検討していきたいですね」(髙西先生)

2回目の体験授業に参加した学生たちとふたりの先生、福岡県ゲートボール連合の指導者の皆さん
(※集合写真は、直前まで感染防止策【マスク着用等】を徹底し、会話を控えていただいた上で撮影しました)

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