2022.02.23
JGU
大阪国際大学が合同ゼミ発表会でゲートボール研究の成果を発表
体験前後のイメージ変化などのアンケート調査結果から若者世代への普及企画を提案
大阪国際大学では、2020年度から人間科学部スポーツ行動学科講師の堀込孝二先生のゼミでゲートボールの研究に取り組んでいます。堀込ゼミでは、スポーツビジネスの領域で様々な研究を行っており、その一つとしてゲートボールのプロジェクトチームを組み、ゲートボールの実践そして研究へとつなげていこうというものです。
今年度も引き続き、ゼミに所属する4名の学生が「ゲートボールグループ」としてゲートボールをテーマとしたイベント企画に取り組み、最初に日本ゲートボール連合(JGU)からルール等の講義を受け、11月5日(金)には、ゲートボールグループが企画した5人制での総当たり戦での体験会をゼミ学生が参加して開催しました。
体験会後の11月26日(金)には、同じスポーツ行動学科教授の高見彰先生のゼミ学生との対抗戦を行い、参加学生にアンケート調査をして研究をまとめました。
その研究内容は2022年1月22日(土)、大阪産業大学 田中ゼミとの合同ゼミ発表会で披露されました。この合同ゼミ発表会は今年で3回目で、コロナ禍の中、2大学の学生が合同で各研究の発表をすることで交流を図り、研究に刺激を与えることを目的として行われています。
当日は、両ゼミの学生と先生方のほか、JGU理事を含む関係者や他大学の教授、マスコミ関係者などが発表を評価する審査員として参加しました。
全7グループが研究発表を10分、質疑応答を5分ずつ行い、全発表後に採点が行われ、結果が発表されました。
大阪産業大学で行われた合同ゼミ発表会で研究内容を発表する4名のゲートボールグループの皆さん
グループの発表に質問を投げかける審査員
ゲートボールグループの発表は残念ながら受賞は逃したものの、ゲートボール体験前と後とのイメージ変化についてアンケート調査をした結果から若者世代への具体的な普及企画を導き出し、インバウンドも意識した沖縄県での大学交流戦を提案しました。
また、発表会の最後には、大阪産業大学 田中ゼミの卒業生から卒業研究を控える学生に対してのアドバイスや、社会人になることへのメッセージが伝えられました。
堀込ゼミの学生たちと審査員(前列)。2列目の中央が堀込先生