中国・日本ユースゲートボール交流会:北京体育大学を日本のユース選手が訪問してゲートボール交流
2009年3月28日(土)・29日(日)、中国北京市の北京体育大学で、北京体育大学国際交流センターと中国門球協会の協力により、日本・中国ユースゲートボール交流会が開催されました。
今回の交流会は、2008年2月に、以前より日本ゲートボール連合と親しい間柄であった北京体育大学国際交流センターの金暁平主任から依頼があったことがきっかけでした。それというのも、中国では1982年に日本からゲートボールが伝えられ、それ以後急速に高齢者やミドル層に普及し、いまや1000万人(中国門球協会公称)を超える愛好者をようし、競技レベルもトップクラスとなっていますが、青少年やジュニア層への普及が遅れています。そこで、北京体育大学の教授や退職教員でゲートボールを経験している指導者が学生にゲートボールを指導し、中国門球協会の協力・支援を得て、はじめてユース世代のゲートボール交流会が実現しました。中国からは北京体育大学生23人、日本からは全国ユース連盟のスタッフや全国ジュニア大会出場経験者の高校生・大学生・社会人など17~26 歳までの16人が参加しました。
初日は、中国、日本ともに各3チームを編成し、対戦。日本チームは、全国ジュニア大会男子1部クラス優勝を経験している選手たちが勢揃いし、レベルの高い技術や戦略を披露しました。2日目は、中国と日本の混成チームによる親睦試合や、地元・北京市海淀区のゲートボール愛好者との交流試合が行われ、日中の友好を大いに深めました。北京体育大学生のレベルはまだまだ日本のユース世代のレベルに達していませんでしたが、北京体育大学という素晴らしい環境の中で、この交流会をきっかけに技術が進歩することは間違いないでしょう。