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平成21年度ジュニア・ユース指導者研修会を開催

 

 全国の高校などでゲートボールに携わり、指導・顧問を担当している教職員の方々を中心に、ジュニア・ユース指導者のための研修会が、2010年1月23日(土)~24日(日)に埼玉県東松山市の屋内ゲートボール場「すぱーく東松山」で開催され、全国から5人の指導者が参加しました。今回、講師を務めたのは、岩手矢巾の主将として各種全国大会で多くの入賞歴を誇る村松賢一選手(28)。ジュニア時代の経験から、指導者としての在り方や、基本の打撃方法、練習方法が披露されました。
 初日は、子どもの指導方法の講義からはじまり、基本の打撃方法について、実際にスティックを握りながら指導。技術のわるいクセの防止に対しても適切なアドバイスが送られました。そして最後に、送り球のチーム練習と3球ゲームに全員で挑戦して1日目を終了しました。翌日は、最初に子どもを指導する際の悩みや要望についての情報交換が行われ、「練習場所がない」、「土・日曜日に参加できる大会が少ない」などの声が聞かれました。その後は、作戦の講義、そして、コートに出て、子ども向けの練習方法を全員で実践し、それぞれの指導ポイントが分かりやすく伝授されました。最後に、村松講師を交えてゲームを行い、全日程を終了しました。参加者からは「様々な角度から指導法を学べるし、何よりも指導者同士で悩みを相談し合える貴重な機会。来年もぜひ開催してほしい」という声が聞かれました。

研修会の講師を務めた村松賢一選手(28)。岩手矢巾の主将として全国ジュニア大会3回優勝、2007年の第24回全日本世代交流大会優勝、2009年はオール岩手の主将として第24回全国選抜大会ミドルクラス優勝(全写真撮影/伊藤 守) 

まっすぐ打つにはどうしたらよいか、実際に打ちながら説明する村松講師 

スライドタッチを実践しながら、その指導ポイントを説明する 

左から、神奈川でジュニア選手を指導する荒井朝康さん、東京で小学生を指導する真鍋大也さん、埼玉県立朝霞高校ゲートボール同好会顧問の越前浩司教諭、村松講師、神奈川のクラーク国際高校ゲートボール部顧問の岩坪佑樹教諭、島根の出雲西高校ゲートボール部顧問の石川佳照教諭