【ブラジルゲートボール連合創立30周年記念親善大会】日本からは発祥の地・芽室町チームが出場!
日系人を中心にゲートボールが楽しまれ、最近では20代中心の日系3世チームなども出現しているブラジルゲートボール連合が創立30周年を迎え、記念の国際親善大会が、ブラジルのサンパウロ市で、2012年6月30日(土)〜7月1日(日)に開催されました。
今大会には、ブラジル122チーム、中国2チーム、ウルグアイ2チーム、パラグアイ1チーム、日本1チームの5カ国128チームが出場。
日本からは、ゲートボール発祥の地として知られる北海道芽室町の宮西義憲町長を団長とした芽室町チームが出場しました。
ブラジルゲートボール連合と芽室町とは20年以上にわたり交流を重ね、ゲートボールを通じた相互交流を行ってきました。そんな経緯から、大会前日の歓迎式典(前夜祭)の席上、ブラジルゲートボール連合と芽室町が親善交流協力協定を締結。これにより、2013年から毎年、ブラジルで「芽室町長杯ゲートボール大会」が開催されることになりました。
大会は、高齢者組(70歳以上・64チーム)と壮年組(年齢無制限・64チーム)に分かれて、ブラジルゲートボール連合が所有するゲートボールスタジアムで16コートを使用して行われました。各組とも予選リーグ戦、決勝トーナメント戦を行った結果、優勝は高齢者組が「ジュンジアイ」、壮年組は「ゴイアニアA」と各組とも地元・ブラジル勢が優勝しました。
海外勢では、高齢者組でウルグアイの「ウルマ」が第3位に入賞したほか、中国の2チームがともに決勝トーナメント戦に進出したものの、入賞を逃しました。また、日本チームは予選リーグ戦1勝3敗で敗退となりました。
今大会では、ブラジルのジュニア・ミドル世代のプレーヤーの姿も見られるなど、今後は日系人以外へのゲートボールの広がりも期待されます。