リトアニアで開催された世界的なスポーツイベントに参加!
「TAFISAワールド・スポーツ・フォア・オールゲームズ」は、世界140カ国、230を超えるスポーツ団体で構成されている国際スポーツ・フォア・オール協議会(TAFISA)の主催により、4年に1回、開催されている世界的なスポーツ祭典です。
「第5回TAFISAワールド・スポーツ・フォア・オールゲームズ」は、2012年7月5日(木)〜11日(水)にバルト海に面するリトアニア共和国のシャウレイ市で開催され、ゲートボール競技も、TAFISAから招待状が届き、日本選手団として、この世界的スケールのビッグイベントに参加することができました。
ゲートボールは、1947年に日本発祥のスポーツとして誕生して国内外に普及されてから65年が経過し、現在43の国と地域で愛好される競技となりました。近年ではアフリカにまで愛好者が広がり、老若男女を問わず多世代で楽しめる頭脳的スポーツとして確立されつつあります。とくに、この10年間には、ドイツを皮切りに英国、スイスなどクラブスポーツが盛んなヨーロッパ地域からの普及依頼があり、(公財)日本ゲートボール連合は世界ゲートボール連合に加盟する各国・地域団体の協力を得ながら、普及活動を展開してきました。
そのようなおり、リトアニア共和国・シャウレイ市で開催された今大会には、ヨーロッパ地域はもとより、世界各国の各スポーツ団体から1万人を超える参加者があり、日本発祥のスポーツ・ゲートボールを世界のスポーツ・文化関係者に披露することができました。
今回のワールド・スポーツ・フォア・オールゲームズは、世界各国の伝統的な、また現代のスポーツを通じて異文化と出会うイベントであり、健康・体力づくりとスポーツ・フォア・オール推進に励む精神を育成し、ひいては生活の質を向上させるというTAFISAの理念を実感できるイベントでした。
さらに、スポーツの祭典的な要素はもとより、ゲームと呼ばれるにふさわしい伝統的な芸能やパフォーマンスを披露するスポーツ団体も多く見られ、おりしも英国で開催されていた「2012ロンドンオリンピック」でも見られたスポーツの大会と文化活動の融合である「カルチュラル・オリンピアード」のコンセプトが再認識されました。