平成24年度生涯スポーツ功労者に宮城県ゲートボール連盟理事長の佐藤黎子さんが決定
文部科学省では、地域または職場におけるスポーツの健全な普及及び発展に貢献し、地域におけるスポーツの振興に顕著な成果をあげたスポーツ関係者を、「生涯スポーツ功労者」として表彰しています。
その平成24年度生涯スポーツ功労者に宮城県ゲートボール連盟理事長の佐藤黎子さんが決定しました。
佐藤さんは、平成7年から現在まで仙台市の老人ホームで継続してスポーツ指導を行ってきました。そして、平成14年に宮城県ゲートボール連盟理事に就任すると、平成22年からは宮城県ゲートボール連盟副理事長,今年からは理事長として、(財)日本ゲートボール連合普及指導委員会委員も兼任され、(財)日本体育協会公認スポーツ指導員(旧:C級指導員)として活躍されてきました。
高齢者へのゲートボール普及のほか、宮城県内の中学・高校を回り、現在では、仙台市立大沢小学校、国立病院介護学院、宮城県立秋保農業高校、宮城県立蔵王高校、東北高校、明成高校、聖和高校、古川中央高校のゲートボール指導をバックアップし、地域住民と学校のパイプ役として積極的な活動を行っています。また、東日本大震災後、自らが被災者であるにもかかわらず、ゲートボール指導を通じて支援活動を展開し、被災者のケアに貢献されました。
これらの活発な指導活動は宮城県内ばかりでなく、全国のゲートボール指導者の模範となるものであり、さらに指導対象が広く、シニア層とミドル層、ジュニア層の交流促進に多大に寄与されている功績から、今回の受賞となりました。
佐藤さんに、あらためてお祝いの言葉をお贈りするとともに、今後の一層のご活躍をお祈りします。