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【第17回全国ジュニア大会】 ジュニア男子1部クラス決勝戦を9月22日(土)午前6時〜レジャーチャンネルで放送

 

 2012年7月29日(日)に埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園 彩の国くまがやドームで開催された第17回全国ジュニアゲートボール大会から、ジュニア男子1部クラス決勝戦の模様が、CS放送「スカパー!」および全国のケーブルテレビ局で放送しているレジャーチャンネルのゲートボール専門番組『スーパーゲートボール』で、9月22日(土)の午前6〜7時に放送されますので、下記に紹介するゲームの経過「球譜」と合わせて、ぜひご覧ください!
最後まで勝負の行方がわからない、手に汗握る大逆転劇です!!

○『スーパーゲートボール』の9月の番組表は、下記をクリックしてご覧ください。
『スーパーゲートボール』9月番組表

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株式会社日本レジャーチャンネル
〒108-0073 東京都港区三田3-12-12 笹川記念会館9階
TEL:03-5443-2713

※文中の略語は下記の通り。
1G=第1ゲート 2G=第2ゲート 3G=第3ゲート GP=ゴールポール PT=通過タッチ TP=タッチ通過 LT=ロングタッチ ST=スライドタッチ WT=ダブルタッチ TT=トリプルタッチ OB=アウトボール


決勝戦 東広島ジュニア(広島)VS福智高校GB男子(福岡)

先攻 東広島ジュニア(広島)
1     中原裕也(16)
3     小池 実(16)
5     西山翔輝(16)
7     吉田龍之介(17)  
⑨主将   森島佑騎(17)
監督    新田清司


後攻 福智高校GB男子(福岡)    
2     宮崎 勝(15)
④主将   山本航希(16)
6     永井 響(15)
8     福山翔也(17)
10     王 雲鵬(17)
監督    藤岡勇太


《1巡目》
東広島ジュニアの赤1は1G通過に失敗し、福智高校GB男子の白2は2G後方に進む

●赤1=1G通過に失敗する。
○白2=ゲート左脚に当てて1G通過→2G通過を外して2G後方に進む。
●赤3=1G通過を見送る。
○白4=1G通過→2G右前に進む。
●赤5=1G通過→2G通過を外して2G後方、第3コーナー近くに進む。
○白6=1G通過を見送る。
● 赤7=1G通過を見送る。
○白8=1G通過に失敗する。
●赤9=1G通過に失敗する。
○白10=1G通過に失敗する (図1参照)。
《得点=東広島ジュニア1ー2福智高校GB男子》

【解説】東広島ジュニアの赤1が1G通過に失敗し、福智高校GB男子の白2は1G通過に続き、一気の2G通過をねらい、外して2G後方に進んだ。赤3が1G通過を見送ったあと、白4は1Gを通過し、2G右前に進む。赤5は1Gを通過し、2G通過をねらうが、外して2G後方、第3コーナー近くに進んだ。ここで白6、赤7は1G通過を見送り、白8、赤9、白10はいずれも1G通過を失敗する。両チームともに一気の2G通過を外したが、打ち合いをきらった福智高校GB男子が押されぎみである。

《2巡目》
東広島ジュニアは積極的な攻めを見せ、福智高校GB男子も負けずに応酬する

●赤1=1G通過→1G後方に進み、赤3の受け球に入る。
○白2=2G右前、第2ラインぎわに移動する。
●赤3=1G通過→赤3にタッチ→赤3を2G後方の赤5の近くに送り球をする→白4にタッチするが、自球が第2ライン外にOBになる。
○白4=ゲート左脚に当てて2G通過に失敗し、ゲート左横に止まる。
●赤5=赤1にタッチ→赤1を2G右前の白2の近くに送り球をする→白4へのタッチを外して2G左前に止まる。
○白6=1G通過→赤5へのタッチを外して2G正面に止まる。
●赤7=1G通過→約9mの白4へのタッチに成功。白4は弾かれて2Gを通過する→白4を2G後方、第2ライン外にOB→3G後方に進むが、GPと3Gの間に止まる。
○白8=1G通過→約8mの赤5へのタッチに成功→赤5を赤1に合わせ球をするが、赤5のみがOB→2G通過に失敗し、2G後方に止まる。
●赤9=1G通過に失敗する。
○白10=1G通過に失敗する(図2参照)。
《得点=東広島ジュニア4ー5福智高校GB男子》

【解説】両チームともに3点を加えたが、東広島ジュニアは2G右前の赤1が健在で、しかも白2、白6、白8が2G周辺に位置しているので、この3球をOBにするのは目に見えている。福智高校GB男子はこの劣勢をどのようにばん回できるのだろうか。

《3巡目》
東広島ジュニアが3点をあげて逆転し、福智高校GB男子は1G未通過の白10が頼みの綱

●赤1=白2にタッチ→白2を第3ライン中間地点外にOB→白6にタッチ→白6を2G右前の第2ライン外にOB→PT(2G通過と白8にタッチ)→白8を第3コーナー近くにOB→第1打、GP近くに進む→第2打、赤7にタッチ→赤7を2G左前に送る→3G正面に進む。
○白2=OB打、第3ライン中間地点、ライン上に打ち入れ。
●赤3=OB打、1G左前、赤7の前に打ち入れ。
○白4=OB打、第4コーナー近くに打ち入れ。
●赤5=OB打、2G正面に打ち入れ。
○白6= OB打、2G右前、第2ライン上に打ち入れ。
●赤7=赤3にタッチ→赤3を白6に合わせ球をして、白6を第2ライン外にOB、赤3は2G右前に残る→赤5にタッチ→赤5を2G右前に送り球をする→2G通過→約12mの3G通過に成功→3G真裏に進み、PTをセット。
○白8= 白10にタッチ(競技時間15分経過)→白10を2G左前の赤5の近くに送り球をする→白2にタッチ→白2を第4コーナーの赤3の近くに送り球をする→3G通過→3G右前、第4ライン寄りに進む。
●赤9=OB打、コートに入らず、再度第3コーナー近くでOB。
○白10=1G通過に失敗する(図3参照)。
《得点=東広島ジュニア7ー5福智高校GB男子》

【解説】東広島ジュニアは赤1が白3球をOBにし、白8のタッチがPTになり、孤立していた赤7を2打権で拾い、2G右前に送り球をした。その赤7が2Gを通過し、一気の3G通過を果たして逆転に成功した。福智高校GB男子は4球がOBの打ち入れで、白10が1G通過に失敗するなど、ひたすら我慢するだけである。

《4巡目》  
東広島ジュニアは大量5点をあげ、ダブルスコアのリード。
福智高校GB男子は白10が1Gを通過し、コマがそろった

●赤1=PT(3G通過と赤7にタッチ)→赤7を3G右前に送り球をする→第1打、第4コーナー近くに進む→第2打、白4にタッチ→白4を第3ライン上の白2に合わせ球をするが、白4のみがOB→3G右前、赤7の近くに進む。
○白2=第3ライン中間地点、ライン上から移動せず。
●赤3=赤5にタッチ→赤5を2G正面に送り球をする(競技時間15分経過)→2G通過→2G真裏に進み、PTをセット。
○白4=OB打、第3ライン中間地点、ライン上(白2の右横)に打ち入れ。
●赤5=PT(2G通過と赤3にタッチ)→赤3を3G左前に送り球をする→第1打、2G正面に進む→第2打、3G通過→赤7にタッチ→赤7を3G右前、第4ラインぎわに送り球をする→赤1にタッチ→赤1を2G右横、第4ラインぎわに送り球をする→3G右前、赤7の前に進む。
○白6=OB打、2G右横、第2ラインぎわに打ち入れ。
●赤7= 赤5にタッチ→赤5を3G右前、第4ラインぎわに送り球をする→赤3にタッチ→赤3を3G右前、赤1の前に送り球をする→3G後方、第4ラインぎわに進む。
○白8=OB打、第3コーナー近くに打ち入れ。
●赤9 =1G通過→2G右前に進む。
○白10=1G通過→2Gと第2コーナーの中間地点。やや第2ラインから離れた位置に進む(図4参照)。
《得点=東広島ジュニア12ー6福智高校きGB男子  》

【解説】両チームともに全球がコートにそろう。東広島ジュニアは12点をあげて、ダブルスコアの6点をリード。福智高校GB男子はOBの打ち入れから、態勢を立て直していきたいところである。

《5巡目》
東広島ジュニアは赤1、赤3、赤5で3Gを堅守、福智高校GB男子は各ラインぎわにねばりつく

●赤1=赤3にタッチ→赤3を3G右前、第4ラインぎわに送り球をする→赤5にタッチ→赤5を赤3の右横(第4コーナー寄り)に送り球をする→赤5の右横(第4コーナー寄り)に進む。
○白2=白4の前、ST用の受け球に入る。
●赤3=(競技時間残り10分)→赤5にタッチ→赤5を2G右横の白6の近くに送り球をする→深く3Gを通過→白10にタッチ→白10を第3ライン上の白2に合わせ球をするが、白10のみがOB→2G右前に進む。
○白4=白2へのSTがすっぽ抜けて1G左横に止まる。
●赤5=白6にタッチして白6とともにOBになる。
○白6=OB打、2G右前に打ち入れ。
●赤7= 白4にタッチ→白4を第3ライン近くの白2に合わせ球をするが、白4のみがOB→3G正面に進む。
○白8=第3コーナー近くに移動。
●赤9 =赤3にタッチ→赤3を2G右前に送り球をする→赤3の近くに進む。
○白10=OB打、第3ライン中間地点、白2の近くに進む(図5参照)。
《得点=東広島ジュニア13ー6福智高校GB男子》

【解説】東広島ジュニアは白10、白4、白6をOBにしつつ、赤9の2G通過を補助しようとする。福智高校GB男子は第3ライン中間地点に集結し、反撃のチャンスをうかがう。

《6巡目》
福智高校GB男子の白2がLTを決めて、反撃の猛攻が始まる

●赤1=赤7にタッチ→赤7を3G右前、第4ラインぎわに送り球をする→3G右後方、第4ラインぎわに進む。
○白2=白10にST、2G後方に進む→白10を第3コーナーの白8の近くに送り球をする→2G右前の赤9へのLTを決める→(競技時間残り5分)赤9を赤7に合わせ球をするが、赤9のみがOB→赤3にタッチ→赤3を直近の第2ライン外にOB→2G通過→2G後ろに進む。
●赤3=OB打、3G右前に打ち入れ。
○白4=OB打、第4コーナー近く、第4ラインぎわに打ち入れ。
●赤5=OB打、GPと3Gの間に打ち入れ。
○白6=OB打、2G右前に打ち入れ。
●赤7= 赤3にタッチ→赤3を第4コーナーの白4の近くに送り球をする→赤5へのタッチを外す。
○白8=白10にST、2G後ろまで進む→白10を2G正面に送り球をする→白6にタッチ→白6の2G通過はゲート左脚に当たり失敗→2G通過→3G通過をねらうが、外して3G右後方に止まる。
●赤9 =OB打、第2コーナー近くに打ち入れ。
○白10=PT(2G通過と白2にタッチ)→白2を3G正面に送り球をする→第1打、3G右後方に進む→第2打、赤1にタッチ→赤1を直近の第4ライン外にOB→3G右前に進む(図6参照)。
《得点=東広島ジュニア13ー9福智高校GB男子  》

【解説】東広島ジュニアは赤9にも2G通過をさせようとしたプレーが福智高校GB男子に反撃のチャンスを与えることになった。福智高校GB男子の白2は第3ライン中間地点から2G後方まで進み、赤9へのLTを決めた。

《7巡目》
福智高校GB男子の白2が4点をあげて、同点内容勝ちで逆転初優勝!

●赤1=OB打、GP近くに打ち入れ(競技時間終了)。
○白2=白10にタッチ→白10を3G通過させる→3G通過→赤5にタッチ→赤5を直近の第4ライン外にOB→上がる。ゲームセット。
《得点=東広島ジュニア13ー⑬内容勝ち 福智高校GB男子》
【解説】
東広島ジュニアは赤1、赤3、赤5、赤7の4球で上がっておくべきだったが、赤9の2G通過にこだわりすぎて、逆転負けを喫した。福智高校GB男子は白10、白2の鮮やかなプレーにより同点内容勝ちの逆転劇を見せ、初出場初優勝をなし遂げた。

逆転優勝に大きく貢献した、福知高校GB男子(福岡)の宮崎 勝選手(15歳)