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ボリビアの最新ゲートボール事情をレポート!

 

 南米のボリビアでは現在、オキナワ移住地と、サンフアン移住地でゲートボールが行われている。
愛好者は日系人の80?90代の高齢者が中心だが、元気に生き生きとゲートボールを楽しんでいる。
今回は、日本人会があるサンタクルスを含め、各移住地を訪問してみた。

■サンタクルス レポート

サンタクルスの日系人で構成するサンタクルス市中央日本人会を訪問。
サンタクルスでは、数年前まで市内の個人宅でゲートボールを楽しんでいたが、現在は中心部から20kmも離れたところのコートが活動の場となったために、なかなか気軽にゲームができない状況。
そこで、今回の訪問で、近くにあるアスファルトのバスケットコートや、中央日本人会の駐車場のスペースで室内用ボールを使ってプレーすることを提案したところ、興味を持っていただけた。早速、日本から室内用ボールを送り、今後は試験的に楽しんでもらうことになった。

サンタクルスの愛好者の皆さんと
 

■オキナワ移住地 レポート

オキナワ移住地には、第1・2・3地区があり、各地区の愛好者は第1地区が25?30名、第2地区が15?20名、第3地区が8?10名。多い地区で週に3回はプレーをしている。
大会は、正月に各地区で開催しているほか、年に1回、全地区が集まっての大会を第3地区で行っており、その際には小学生から高齢者までが参加するという。
第1地区にある「オキナワ移住資料館・ゲートボール場」を見学したところ、屋根付きのクレーコート2面のほか、屋外にもきれいに整備されたクレーコート2面が完備され、休憩所・ベンチ・テーブル・ゲートボール用具なども充実していた。

きれいに整備された屋根付きのクレーコート

 

オキナワ移住地の愛好者の皆さんと

■サンフアン移住地 レポート

サンファンの愛好者が所属するサンフアン日本ボリビア協会を訪問。
愛好者は、農業のかたわら、健康維持のためにプレーを楽しんでいるという。大会は、毎年4回ほど約15チームで開催しており、来月にも行われる予定。オキナワ移住地区との交流もある。
「サンフアン移住資料館・ゲートボール場」を見学したところ、オキナワ移住地と同様にクレーコート4面が、屋根付きの休憩所・トイレ・ベンチ・テーブルとともに整備されていた。さらに、ゲートボール用具も、日本から取り寄せたり、また日本に来たときに購入するということで、最新のものが揃っていた。

健康維持を目標に生き生きとプレーを楽しんでいる

 

サンファン移住地の愛好者の皆さんと