公益社団法人 日本ゲートボール連合

全国選抜ゲートボール大会

2014年 ギャラリー 

全クラスの優勝チームを紹介

今大会に賭ける意気込みの強さが勝因

 

「福岡青友会」「北建ジーンズ」「まなぶ会」といった福岡県を代表する強豪チームの若手メンバーで結成した、文字通りの県選抜チーム。本大会初出場にして、決勝戦で優勝候補のフレンドスポーツ(鹿児島)を倒して初優勝に輝いた。

「県選抜チームということでプレッシャーはかなりありましたが、今大会に向けて個人練習はもちろん、できるだけ週末はメンバーで集まって練習したほか、今大会に照準を絞ってのオープン大会参加など、猛練習してきた成果が最高の形で実りました。この大会に賭ける全員の意気込みが強かったことがいちばんの勝因だと思います」(山本大輔主将・左から2人目・31歳)

決勝戦は残り3分からの大逆転!

 

茨城県の県南ブロックに所属するミドルレディース選手で結成したチーム。前身チームの「青空会」で2007年の第22回大会優勝、そして現在のチーム名では2012年の第27回大会優勝、そして今大会で3回目の優勝を手にした実力派! 決勝戦では、残り3分で今野寄子主将の見事なスライドタッチが決まり、奇跡とも思える逆転優勝を果たした。

「最後のスライドタッチは自分でも信じられません! 今大会は予選リーグ戦の1試合目で負けてしまいましたが、それを逆にバネにして頂点までたどりつくことができました」(今野寄子主将・左から3人目・63歳)

本大会初出場・初優勝!

 

王子製紙KKGBクラブとして17~18年前に発足した社会人チームで、退職後もOBメンバーで活動を続けている。本大会初出場・初優勝!

「佐賀県には人工芝コートがないため、最後まで人工芝コートに手こずりました。勝因はチームワーク。当チームには技術が飛び抜けた選手はいませんが、5人のレベルが揃っていたことが優勝につながったと思います」(江口孝志主将・前列中央・65歳)

勝因は“我慢”!

 

本大会常連チームで、ミドルレディースクラス時代には準優勝2回、シニアレディースクラスになってからも2009年の第24回大会で第3位に入賞している強豪。

「予選リーグ戦から劣勢の試合が続きましたが、中盤に耐えて耐えて耐え抜いて終盤にひっくり返すというパターンでここまでやってきました。我慢の勝利です」(永野三喜子主将・前列右側・73歳)

注目選手&チーム紹介

平均年齢23.8歳の女子最年少チーム ちっぷぼーる(埼玉)
 

高校時代のゲートボールOGメンバー中心で編成したチームで、このメンバーでは本大会初出場。仕事や進学のため、なかなかみんなで集まって練習できなかったが、個々で練習したり、ゲートボール仲間に誘われてオープン戦に参加するなどして今大会に臨んだ。

 チーム中、唯一本大会初出場なのが吉岡愛菜選手(右端)でゲートボール歴2年目のフレッシュメンバー。

「今大会は、楽しく、悔いのないように“ちっぷ(頂点)”を目指します!」

平均年齢25.5歳の男子最年少チーム 東京ニコニコクラブ(東京)
 

全日本世代交流大会と全国ジュニア大会の入賞常連チーム。近年、ジュニア時代からプレーを続けてきたメンバーが成長して本大会にも出場するようになった。2011年の第26回岩手大会に続いての出場。

「いまは、20代前半メンバーが主力メンバーにとなり、オープン大会に出場して経験を重ねています。いまがチームとしてはかなり良い状態。今大会は地元の東京開催なので“勝っても負けてもニコニコ”をモットーに、一戦一戦、地味にがんばります」

男子最年少18歳 埼玉リンクス(埼玉) 長尾拓馬選手
 

昨年の第18回全国ジュニア大会男子1部クラスに朝霞クラブ(埼玉)で出場し、準優勝に輝いた。ジュニアを卒業して本大会初出場。朝霞高校ゲートボール同好会時代は“週7”で行っていたというゲートボール。現在は週2~3回、後輩たちの練習に顔を出しているほか、強豪が集うオープン大会にも参加して腕を磨いていてる。

「今大会を通してミドル世代のプレーヤーにはこんなヤツもいるってことを知ってもらえたらと思っています」

男子最年少18歳 出雲西クラブ(島根) 福島 武選手
 

昨年の第18回全国ジュニア大会男子1部クラスにおいて、出雲西高校ゲートボール部の男子メンバーで編成した島根(島根)主将として優勝! 現在は、進学のため、島根を離れて愛知県に在住し、強豪・ブラジルクラブの胸を借りて練習に励んでいる。今回は、出雲西高校ゲートボール部OBメンバーで編成したチームで本大会初出場。

「ジュニア時代には一緒にチームを組めなかった先輩たちとの初の全国大会なので楽しいです。今大会では47 都道府県の選手の皆さんと話をして交流を図るのが目標です!」

女子最年少18歳3人を擁するフレッシュチーム TKE(新潟)
 

本大会常連チーム。今大会はジュニアを卒業したばかりの18歳選手が3人、新しく加入した。3人は、ともに全国ジュニア大会を経験しているプレーヤー。今大会前のゴールデンウィークを練習に費やすなど、今回は納得のいく練習ができたという。

 写真前列の3人が18歳トリオ。左から、ゲートボール歴3~4年の高野レミ選手、同11~12年の田中千奈選手、同7~8年の佐藤遥夏選手。

「チーム名の“Take It Easy”のように気楽に、無理をせず、プレーを楽しみたいと思います」

出雲西高校OB&OG中心のチームがともに初出場! 出雲西クラブ(島根)&出雲西レディース(島根)
 

全国ジュニア大会で活躍している出雲西高校ゲートボール部のOB中心による出雲西クラブがミドルクラスに、OG中心の出雲西レディースがミドルレディースクラスに、ともに本大会初出場を果たした。

「全国ジュニア大会とはまた違う緊張感でいっぱいですが、まずは決勝トーナメント戦進出を目指してがんばります!」

男子最年少18歳2人! 東広島クラブ(広島)小池 実選手&西山翔輝選手

 

一昨年の第17回全国ジュニア大会男子1部クラスに、東広島ジュニアのメンバーとして出場して準優勝を果たした2人がジュニアを卒業して本大会初出場! 2人ともゲートボール歴10年、全国ジュニア大会3回出場のベテラン。

「就職してグンと練習時間が減ってしまいましたが、土・日曜日に個人練習を積んで、今大会に備えました。決勝トーナメント戦進出が目標です!」(小池 実選手)

「今大会は熱い!! 今大会では“しっかり打つ”ことが目標です」(西山翔輝選手)

最高齢90歳選手も! 平均年齢79.2歳の男子最年長チーム 米子楓(鳥取)
 

本大会3年連続出場。仕事を持っているメンバーもいるので、みんな揃ってなかなか練習できないのが悩み。“チームの和”を大切に予選突破を目指す! チーム最年長の星野幸徳選手(4番)は今大会最高齢の90歳! ねんりんピック大会などの経験を持つが、本大会は初出場。

「仲間に声を掛けてもらって連れてきていただき、うれしく思っています。ゲートボールをはじめて30年。いまも毎日、プレーしています。毎日のゲートボールと野菜づくり、そして腹八分目で3食しっかり食べることが長寿の秘けつです」(星野さん)

平均年齢79.16歳の女子最年長チーム ひみね(山梨)
 

ゲートボールのできる宿として有名な民宿旅館「ひみね」(笛吹市)で毎週木曜日に練習しているメンバーで編成。本大会出場6回目。長年、「ひみね」では年3回、オープン大会「ひみねゲートボールふれあい大会」を開催しており、関東近県から約100チームが集うという。

「長続きの秘けつは“笑顔で楽しく”です」

開会式

いよいよ開会式がスタート!

 全国の都道府県予選会を勝ち抜いた190チーム・1,153名(4クラス合計)が開会式に臨みました。

 

快晴のもとで行われた開会式

開催地の東京都代表、大谷信江選手(左側、70歳、セブン・クラブ)と石井康友選手(65歳、ビッカーズ)とによる選手宣誓

小野清子大会会長(公益財団法人日本ゲートボール連合会長)は「第1回大会が開催された、この思い出の地で存分に力を発揮してください!」と選手にエールを贈った

この4月に、特定非営利活動法人東京ゲートボール連合会長に就任したばかりの丸川珠代大会副会長によるあいさつ

「ゲートボールをオリンピック競技に!」を合言葉に活動されている東京都自由民主党ゲートボール振興議員連盟会長の川井しげお様による祝辞

東京都オリンピック・パラリンピック準備局局長の中嶋正宏様による「2020東京オリンピックをともに盛り上げていきましょう」との祝辞

大会会場の駒沢オリンピック公園総合運動場を管理する公益財団法人東京都スポーツ文化事業団 理事長の並木一夫様による祝辞

会場の模様

いよいよ明日5月17日(土)~18日(日)、笹川良一杯第29回全国選抜ゲートボール大会を東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場 第二球技場・補助球技場で開幕します!

 本大会は、公益財団法人日本ゲートボール連合が主催する5つの全国大会の中でも最大規模を誇り、シニアクラス(65歳以上の男子)・シニアレディースクラス(65歳以上の女子)・ミドルクラス(65歳未満の男子)・ミドルレディースクラス(65歳未満の女子)の4クラスに分かれて各優勝を競います。今回は北海道から沖縄まで190 チーム、18歳から90歳までの選手約1,100人が一堂に集います。

 競技は、決勝トーナメント2回戦まで第二球技場(シニアとシニアレディースクラス)と補助球技場(ミドルとミドルレディースクラス)に分かれて行われますが、前日の両会場では出場チームが熱心に公開練習に取り組んでいました。

 両会場ともサッカーなどに使用されるロングパイル人工芝ピッチで、コートコンディションは良好。公開練習に臨んでいた選手たちによると、ボールの転がりはよく、ほどよくブレーキもかかるとのこと。

決勝トーナメント2回戦までシニアとシニアレディースクラスの試合が行われたあと、全クラスの決勝と準決勝が行われる第二球技場

決勝トーナメント2回戦までミドルとミドルレディースクラスの試合が行われる補助球技場。コートコンディションを慎重に確認する強豪チームの姿も見られる

両会場ともふかふかのロングパイル人工芝ピッチ。細かな黒いチップがボールに付着するが、打撃には影響ない

芝は長いが寝ているため、ボールの転がりはよい

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