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2018年 ギャラリー
入賞チームの横顔
強敵とのシーソーゲームを制して初優勝
男子クラス優勝 水都(岐阜)
大垣市のチームで本大会は2回目の出場。大垣市は豊富な地下水に恵まれ、「水都」と呼ばれることからチーム名を命名。今大会は全国制覇の実績を持つ大垣心友会のミドル選手2名を強化したチームで臨んだ。強豪・霧島クラブとの決勝は、両チームとも交互にロングタッチや“巧タッチ”が飛び出すシーソーゲームの展開となったが、5巡目に水都が味方のつなぎ球を足がかりに相手2球をアウトボールにしてから第3ゲートを通過して優勝を決めた。「決勝は、予想外のミスが多発し、たいへんなゲームでしたが、勝負どころでタッチを決めることができました。シニアに無理をさせない作戦をとってくれたおかげで優勝できました」(高田光男選手・写真左から2人目・65歳)
地元の応援・協力があっての優勝
女子クラス優勝 木曜クラブ(岩手)
盛岡市のチームで、このメンバーでの本大会出場は2回目だが、全国大会の経験が豊富なベテランが揃っている。決勝は、序盤から有利にゲームを進めるも、後半、相手チームの猛追を受ける。しかし、最後まで落ち着いてゲームを進め、最後に上がりを決めて勝利した。チームを好リードした滝村政子主将(写真右端)は「まさかの優勝に驚いています。実は、1カ月半ほど、全国大会の経験が豊富な息子にみっちり作戦を鍛えてもらいました。また、練習相手になってもらった全国ジュニア優勝のもんちゃんずのメンバーなど、いままで応援・協力していただいた地元の皆さんのおかげです」と感激していた。
新チームで初の準優勝
男子クラス準優勝 霧島クラブ(鹿児島)
昨年、全国制覇多数のフレンドスポーツの選手が中心となって立ち上げた新チームで、昨年の全日本世代交流大会で優勝している強豪。
「いつもはミドルチームでプレーしているので、シニアと一緒のチームで主将を行うのは難しかったけれど、決勝まで残ることができてよかったです。新チームで主将を務めるようになって約1年。徐々に結果を残せるようになり、うれしいです」(郷原悠平主将・写真左から2人目・25歳)
1試合ごとにヒロインが誕生するなどツキに恵まれました
女子クラス準優勝 西海大島(長崎)
長崎県中部の西彼杵半島西方にある大島のチームで、ミドルレディースクラス時代も入れると、なんと20回目の出場。「9年前の第24回大会で初めてトーナメント戦に進出したものの、試合に集中できずに1回戦で敗退。それ以来のトーナメント戦進出で、しかも準優勝なんて奇跡です(笑)。今大会はツキに恵まれ、1試合ごとにヒロインが誕生したことが勝因。大満足です」
戦力を二分しての入賞
男子クラス第3位 萬燈組(愛知)
昨年の全日本選手権大会で2度目の優勝を手にした愛知県のチーム。今大会は、地元・愛知県の全日本世代交流大会予選会と日程が重なり、ミドル選手が2チームに分かれての出場となったが、前回のベスト8から1つ駒を進めることができた。「シニア選手に無理をさせない作戦で戦いましたが、難しいですね。次回からはシニア選手がどれだけやる気になって技術力を上げてくれるかが鍵になると思います」(曽山喬貴主将・写真左端・34歳)
一番年下の主将を信じてくれたメンバーのおかげ
男子クラス第3位 千代田クラブ(東京)
本大会が2クラス制になってから2回目の出場。前回のベスト8から、ステップアップして第3位入賞を果たした。「リーグ戦から負け試合をギリギリのところでひっくり返して僅少差で勝つという試合ばかりだったので、ここまで来られてうれしいし、満足しています。3年前からこのメンバーでオープン大会に出場して経験を積んできたこと、そして一番年下の主将を信じて優しく協力してくれたメンバーの皆さんのおかげです」(瀬戸卓弥主将・写真右から2人目・21歳)
新メンバーが加わった初の大会でまさかの第3位
女子クラス第3位 伊達なレディース(宮城)
仙台市太白区のチームで、以前は「太白すずめ」のチーム名で本大会に出場しており、4回目の出場。今大会は、気仙沼市で津波の被害を受けて仙台市に越してきた選手など新メンバー2人を迎え、心機一転、郷土のヒーロー・伊達政宗にちなんだチーム名で出場した。「新チームなので、勝ち負けは別にして全国大会を経験してみようという気持ちで参加したのに、第3位なんて不思議、信じられません」
トーナメント戦進出という目標を叶えられました
女子クラス第3位 SGK(埼玉)
本大会が2クラス制になってから3年連続出場。チーム名の「SGK」は「埼玉県ゲートボール研究会」の略で、県内の愛好者約100名が所属し、月2〜3回、大会を開催するなどして技術向上に励んでいる。今大会のメンバーは、そのSGKの選抜チームで、本大会のシニアレディースクラス時代に優勝経験を持つ選手も所属する強豪。「トーナメント戦進出が目標だったので、うれしいです。個々の課題もこなせて、主将の指示通りにプレーができたことが勝因です」
注目チーム&選手紹介
今大会最高齢89歳!
インスパイア杉並(東京) 柴田始孝選手
柴田選手がゲートボールをはじめたのは、退職をされた70歳のとき。何かしらのスポーツを始めたいと思い、近所の上井草スポーツセンターに足を運んだところ、ゲートボール参加者募集のチラシが置いてあり、それを見てはじめた。
「本当は水泳をやりたかったんだけど、女子ばかりでね。それで、ゲートボールをはじめました」。いまは週4回、午後に4試合ほどを仲間と楽しんでいる。「ゲートボールをやってきて良かったです。適度な運動になるし、頭を使うし、おかげで鼻炎のほかはわるいところはありません」
今大会は柴田選手にとって初めての全国大会、「全国のレベルの高さに驚きました」
初出場ながらチームワークでトーナメント戦進出
ノトきりしま(石川)
能登半島北部に位置する能登町の選抜チームで初出場。能登町の花が「のとキリシマツツジ」であることからチーム名を命名した。メンバーはゲートボール歴20年前後のベテラン揃い。ふだんは、町内の各地域で練習しており、中には雨が降らない限り毎日プレーしているというメンバーも。「ゲートボールは難しいから楽しい。ボールの連繋など助け合いが大切ですね」。その言葉通り、今大会でもバツグンのチームワークを発揮して、リーグ戦3戦全勝でトーナメント戦進出を決めた。「大会前は1勝できるかなと言っていたのに、あれよあれよという間に3勝もしてしまいました。みんなでうるさいくらにい声を掛け合ったのがよかったんですね(笑)。こうなったら、トーナメント戦でもう1回勝ちたいですね」
赤穂四十七士の心意気でいざ初陣!
赤穂マリンズ(兵庫)
忠臣蔵の赤穂浪士で有名な赤穂市のチームで初出場。メンバーのゲートボール歴は赤穂市ゲートボール協会会長をも務める選手(10番)の20年を筆頭として、超ベテランの選手が揃う。地元では、毎週火・木・土曜日に練習しているほか、月に1回は地元の大会に出場。中には、過去に韓国での遠征大会に2回も参加したというメンバーも。ゲートボールの魅力をお伺いすると、「いろんな仲間と交流できること」「スライドタッチが決まったときが最高」などの声が。今大会の目標は「とにかくまずは1勝です。欲をかいたら、あかん。赤穂四十七士の熱い心意気でがんばります!」
沖縄本島から西に約100kmの久米島から初出場
球美GBクラブA&B(沖縄)
沖縄本島から西に約100km、沖縄諸島に属し、もっとも西に位置する久米島から、男子と女子の選抜チームが初出場。久米島は、かつて「球美(くみ)の島」と呼ばれていたことからチーム名を命名した。島での練習は週3回、楽天イーグルスが春季キャンプで使用している人工芝の野球場で行っているほか、キャンプで使えないときは天然芝の公園で行っている。さらに、年4〜5回は沖縄本島の大会に遠征して腕を磨いている。「初の全国大会ですから、まずは1勝が目標です。対戦相手の若い選手のプレーを見ていると、ライン際の細かいプレーなど上手で勉強になることが多いです。ゲートボールはグラウンドゴルフなどとは違い、チームプレーだから、仲間とのふれあい、相手との駆け引きが楽しくて飽きませんね」
「全国大会なんてムリムリ〜」というメンバーを説得しての出場
縄文クラブ(青森)
青森市の女子選抜チーム。チーム名は青森市に縄文遺跡跡が多いことから命名した。青森市ゲートボール協会では毎週火・木・土曜日に8チームほどが集まり、腕を競い合っており、ふだんは敵味方に分かれて切磋琢磨しているメンバーで選抜チームを編成して予選会に出場したところ、思いがけない優勝。その際に、メンバーからは「全国大会なんてムリ!」との声が上がったが、全国大会出場経験のある瀬川てる選手(9番・82歳)が「ゲートボール人口が減っているいまこそ、次世代のリーダー候補に全国大会を経験してもらい、今後の普及に役立ててほしい」とメンバーを説得して出場した。「メンバーからは『やはり全国大会に来て良かった。勉強になる』との声が聞かれて安心しました。こうなったら1勝、できたら2勝はしたいですね」
上越市のゲートボール活性化を願っての出場
中高年(新潟)
「中高年」というユニークなチーム名はヒラメキで決めたという上越市を中心とした選抜チーム。メンバー中、約半数は全国大会に何度も出場しているベテラン選手だが、他の選手は全国大会初出場。「上越市の女子プレーヤーは欲がないのが特徴。そこで、全国大会を経験することで、あらためてゲートボールができる喜びを感じてほしい、そしてもっと上手になりたいと努力するようになってくれたらという願いを込めて、負けてもいいからと出場しました。今大会を機に上越市のゲートボールが活性化することを願っています」
地元の応援を追い風に!
SOO(鹿児島)
曽於(そお)市のチームだから、チーム名は「SOO」。前回はトーナメント1回戦で優勝した萬燈組(愛知)に惜敗。今回は地元開催ということで満を持しての出場。「審判員にしてもスタッフにしても知った顔が多いので平常心でプレーできますし、地元の応援が追い風になりますね」という皆さん。ただし、今大会の天然コートは「クセのないコートでボールを寄せるとねらわれるのがコワイ。ボール配置がポイントとなりますね。まずはトーナメント戦進出が目標。それから1回勝てば、ベスト4ですから(笑)」
ラガーシャツのユニフォームで颯爽と初登場!
東大阪(大阪)
ラグビーワールドカップ2019の開催地に決定している東大阪市から初出場の選抜チーム。人目を引く爽やかなラガーシャツのユニフォームは、市がラグビーワールドカップのために作成したもので、ラグビーワールドカップと東大阪市を全国にアピールしたいと特別に市に許可をもらい、昨年の近畿選手権大会出場時からユニフォームとして着用している。「今大会出場にあたって市長を表敬訪問したところ、市長からは優勝報告を待っていると言われてしまいました(笑)。ラグビーワールドカップ2015で日本が強敵の南アフリカに勝ったときのように精一杯がんばりたい。そして、全国レベルの技術と作戦を存分に勉強して、地元に持ち帰りたいと思います」
開会式の模様
本日5月19日(土)、ついに「第33回全国選抜ゲートボール大会」が鹿児島県の指宿市営陸上競技場で開幕し、全国の都道府県予選会を勝ち抜いた96チーム・524名(2クラス合計)が開会式に臨みました。
「本大会はシニア世代のプレーヤーが男女別に頂点を目指します。皆様のさらなる飛躍の場となることを期待しております」と参加選手にエールを送る椎川忍大会会長(公益財団法人日本ゲートボール連合・会長)
「2020年にはかごしま国体が予定され、ゲートボールは公開競技として、ここ指宿市での開催が決定しています。今大会はその850日前イベントとして、選手の皆様には日頃の練習の成果を存分に発揮するとともに、地域を超えた仲間との交流を図られることを祈念しています」との鹿児島県知事の三反園訓氏の来賓祝辞を代読する、鹿児島県副知事の小林洋子氏
開口一番、「アロハ!」とのあいさつで会場を沸かせた指宿市長の豊留悦男氏は、「アロハの町、指宿へようこそ! アロハには見返りを求めない無償の愛という意味があります。皆様の滞在中は、精一杯のおもてなしをさせていだきますので、温泉で疲れを癒やし、指宿での思い出をたくさん持ち帰っていただきたい」とあいさつ
開催地の鹿児島県代表、男子クラス・霧島クラブの松尾行夫選手が「優勝という頂きを目指すとともに、全国の愛好者の模範となるよう、全力で競技することを誓います」と堂々とした選手宣誓を披露した
公開練習の模様
当会場で本大会を開催するのは第27回大会以来、2回目。
天然芝は新しく生まれ変わり、絶好のコート条件に!
いよいよ明日5月19日(土)から鹿児島県の指宿市営陸上競技場(天然芝)で「第33回全国選抜ゲートボール大会」が開幕します。
前日の会場では出場チームが熱心に公開練習に取り組んでいました。
当会場で本大会を開催するのは、第27回大会以来、2回目。当時から芝の張り替えが行われ、きれいに整備された天然芝コートに生まれ変わりました。ボールはまっすぐ進み、ブレーキもほどよく効く絶好のコート条件なので、打撃戦となる試合が多くなる可能性も………。
なお、明日からの大会の模様や結果は随時、当ウェブサイトをはじめ、日本ゲートボール連合のFacebookページやTwitterでもお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
会場近くの道路脇に今大会の案内板を発見!
公開練習にはたくさんの出場チームの姿が!
スパーク打撃ミスの心配もなさそうな天然芝
明日の本番に向けてがんばるぞー!