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2015年 競技結果
入賞チーム一覧
トーナメント戦の結果
リーグ戦の結果
作戦分析
【はじめに】
2015年5月23日(土)・24日(日)に宮城県蔵王町で開催された笹川良一杯第30回全国選抜ゲートボール大会では、序盤戦の作戦はどのような作戦が選択され、どの作戦が好成績をあげたのか?
ミドルクラス(全83試合)について、予選リーグ戦から決勝トーナメント戦まで序盤戦の作戦データを採取し、先攻と後攻に分けて分析してみた。
【文中の略語】
1G=第1ゲート 2G=第2ゲート 3G=第3ゲート GP=ゴールポール PT=通過タッチ TP=タッチ通過 LT=ロングタッチ ST=スライドタッチ WT=ダブルタッチ TT=トリプルタッチ OB=アウトボール
【各作戦名の説明】
先攻チームがわずかに勝ち越す!
屋外の天然芝コートを使用したが、コートの特長としてグラウンドをタテの線として見ると左右の辺に向かって傾斜があり、ところどころに窪みがある。このため、打撃の強弱に関係なく、ボールの転がりが左右いずれかに曲がる傾向があった。したがって、各ラインぎわにボールを打ち進めることをためらってラインから離れた甘い位置に止めてしまうと、たちまち格好の目標になってしまった。
表1のように、対戦成績は先攻チームが42勝41敗とわずかに勝ち越した。2G右前作戦で第2ラインぎわまで先手ボールが進めることにちゅうちょしてラインから離れた甘い位置に止まったことが11勝16敗となり、大きく勝ち越すことができなかった。しかし、2G正面作戦では相手が先手ボールをタッチすることができず、結果的に8勝4敗という好結果になった。
表2のように、後攻チームもまた得意の第2ラインぎわ作戦では多くのケースでボールを第2ラインぎわに進めることができず、11勝18敗に終わったが、2G正面作戦で5勝0敗、第3コーナー作戦でのスライドタッチ戦法、付け球戦法などにより13勝7敗という成績で第2ラインぎわ作戦を補うことができた。
ミドルクラス優勝の大垣心友会(岐阜)のプレー
ミドルクラス準優勝、笛吹和(山梨)の向井友和主将(25歳)