公益社団法人 日本ゲートボール連合

全国社会人ゲートボール大会

2014年 ギャラリー 

入賞チームの横顔

優勝 水明荘(徳島)

“新生・水明荘ゲートボールクラブ”で2回目の優勝!

 社会福祉法人健祥会グループの職員チームで、2011年の第13回大会に続いて2回目の優勝。健祥会グループ理事長の中村博彦氏が昨年7月に逝去して以来、活動を休止していたが、今年度、メンバーの若返りも図り、“新生・水明荘ゲートボールクラブ”を発足。平均年齢35.86歳の今大会最年少チームで挑んだ。

「メンバーによって勤務施設が異なるので、もっとも遠いメンバーでは仕事が終わってから1時間半もかけて週2回練習コートに通い、きっちり行ってきた練習が実を結びました。また、試合中は、ナイスプレーにはもちろん、ミスをしたときもお互いに声を掛け合い、チームが一致団結して試合に臨んだことが勝因だと思います」
 
右写真:チーム最年少にしてロングタッチを何回も決めるなど大活躍の櫻井祥子選手(21歳)

準優勝 札幌市役所GB同好会(北海道)

強豪、5回目の優勝ならず!

 札幌市役所のゲートボール同好会チームで、第1回から第3回大会まで3連覇達成、さらに第11回大会でも優勝している強豪チームだが、今大会は準優勝に終わった。

「予選リーグ戦の初戦で敗退したことで、逆に“勝つしかない”と開き直れたことが功を奏したと思います。しかし、決勝戦では、欲が出てしまい、硬くなってしまったのが敗因です。今年10月に開催される第30回全日本選手権大会の出場権利をとることができたので、次はそれでリベンジします!」
 
左写真: チーム最年少でトップバッターの渡邊純二選手(37歳)

第3位 グリーンピアせとうち(広島)

新星現れる! 初出場にして入賞の快挙!

 瀬戸内海に面したシーサイドリゾート施設「グリーンピアせとうち」の職員チーム。約1年前、今大会が隣県の山口県で開催されることから、ゲートボール経験者の職員3人が未経験者を誘ってチーム誕生。フロント、経理など、部署が異なるため、全員が集まっての練習はなかなかできなかったが、初出場で見事第3位に入賞した。今大会最年少18歳の西山翔輝選手(集合写真右端)は、2012年の第17回全国ジュニア大会男子1部クラスで東広島ジュニアで準優勝している選手。新田清司選手(63歳、集合写真右から2人目)は東広島ジュニアの監督を務めている。

「不思議に緊張感もなく、楽しんでプレーできました。もう少し緊張感があったら、さらに上位に進めたかもしれませんね(笑)」
 
右写真:ゲートボールをはじめて約半年という山﨑 恵選手(34歳)。後方は飯田芳幸監督(25) 

第3位 島根県庁クラブ(島根)

8回目のチャレンジで初入賞! 

 島根県庁の職員の中からゲートボール経験者が集まり、10年前にゲートボール同好会を発足。2004年の第6回大会から本大会に出場しているが、意外にも今大会が初の決勝トーナメント進出にして初入賞となった。

「8月に入ってからは、毎週土曜日の休日に、屋内人口芝ゲートボール場の『スパーク宍道』で、人口芝対策の練習を行ってきたましたが、その成果が現れました。また、目標が予選突破でしたから、そこから上に進めたのは無欲の勝利だと思います」
 
左写真:チームの指令塔を務める今若浩次主将(59歳) 

注目チーム&選手を紹介!

初出場! ひとみ麺業(香川)

 小豆島の名産である素麺を製造する会社チームで、今大会出場を目指して昨年11月に結成。工場長の三木健一主将(1番、48歳)は、全日本選手権大会優勝経験を持つ小豆島豊栄のメンバーであるが、他のメンバーは全員が初心者。今大会出場が決まった今年5月から週3~4回、仕事終わりに小豆島豊栄のメンバーたちに指導を受けながら試合形式で練習を積んできた。

「小豆島には人工芝コートがないので、会場に来てはじめて人口芝を経験したメンバーもおり、慣れるのに時間がかかりそう。まずは1勝して、なんとか決勝トーナメント戦に進みたいと思っています」

初出場! 名鉄観光チーム福島(福島)

 福島県郡山市で開催された一昨年の第14回大会の交通・宿泊を担当した旅行代理店、名鉄観光福島支店に、今年3月、郡山支店が新しくオープンしたことをきっかけに、両支店の親睦交流を図ろうと、今大会を目標にチーム結成。

「以前から、福島県ゲートボール協会さんの遠征などをお手伝いさせていただいていた関係で、ゲートボールを見学する機会は多かったのですが、実際にプレーしてみて、とくに作戦の難しさに驚いています。今大会は、メンバー1人ひとりが第1ゲート通過を成功させて、1試合で最低でも5点をとることを目標にしています!」

開催地の山口市から初出場! 山口市役所(山口) 
 今大会が地元・山口市で開催されるということで、山口市役所・阿知須総合支所のメンバーでチーム結成。ゲートボール経験者は1人だけで、あとは福祉関係の業務でプレーして以来、約20年ぶりにスティックを握ったというメンバーや初心者である。
「今大会に全国各地から参加される皆さんをおもてなしすることが第一の目的。なので、皆さんに大いに勝っていただき、私たちはできたら1勝くらいできたらと思っています(笑)」

最年少18歳! マツダ広島(広島) 小池 実選手

 中学時代には全日本世代交流大会に3年連続出場、高校時代には全国ジュニア大会に東広島ジュニアのチーム名でやはり3年連続出場し、準優勝した経験を持つ。今年4月、「マツダ広島」に就職し、本大会に初登場。

「ジュニア時代には、どのチームが強い等の情報がわかっていましたが、本大会はまったくわからないので、ジュニア大会とはまた違った緊張感があって新鮮です。決勝トーナメント進出が目標です」

最年少18歳! グリーンピアせとうち(広島) 西山翔輝選手

 前出の小池 実選手と一緒に、高校時代には全国ジュニア大会で活躍し、東広島ジュニアで準優勝! ゲートボールが続けられるからと、今年4月に「グリーンピアせとうち」に就職した。

「あまり緊張しないタイプなので、ジュニア時代と同様、伸び伸びと楽しくプレーさせてもらっています。決勝トーナメント戦には絶対に進みたいです」

平均年齢35.86歳の最年少チーム 水明荘(徳島)

 社会福祉法人健祥会グループの特別養護老人ホーム『水明荘』の職員チームで、2011年の第13回大会で初優勝。その際に主将を務めた、健祥会グループ理事長の中村博彦氏が昨年7月に逝去されて以来、活動を休止していたが、中村氏の遺志を継いでいこうと、今年度、新たに“新生・水明荘ゲートボールクラブ”を発足。健祥会福祉専門学校でゲートボールを経験して入職してきた若いメンバーを含む30人が所属している。

「今月に入ってからは週2回、仕事が終わってから施設の屋内人口芝コートで練習を重ねてきました。今大会では、メンバーもみな落ち着いてプレーできているので、行けるところまで行きたいと思っています」

平均年齢75.13歳の最高齢チーム SC八幡(滋賀)

 近江八幡シルバー人材センターに登録しているゲートボール好きの会員が集まり、2006年にゲートボール同好会を結成。翌年の第10回大会に初出場して以来、今大会が2回目の出場。現在、同好会は32名もの大所帯となり、毎月、第1と第3土曜日の休日に練習をしている。ゲートボール歴20年以上のベテラン選手揃いで、前回果たせなかった予選突破をねらう。左写真は最高齢85歳の井上正夫選手。

「ゲートボールは足腰の運動にもなるし、頭もすごく使う。おかげで、いつまでも健康でいられます」(井上正夫選手)

開会式の模様

全国の各都道府県予選会を勝ち抜いた33チーム・204名が開会式に臨んだ

開催地・山口県代表選手、山口市役所・椎木邦彦選手による力のこもった選手宣誓

小野清子大会会長によるあいさつ

山口県知事の祝辞を代読する山口県総合企画部部次長の西生公一氏

山口市長の祝辞を代読する山口市教育委員会教育長の岩城精二氏

選手宣誓の終わりに、地元「周防千鳥太鼓保存会」に所属する選手による、迫力満点の和太鼓演奏が披露された

次回開催地で主管団体の熊本県ゲートボール連合から大会見学に訪れた8名の視察団

前日の会場の模様

いよいよ、明日8月30日(土)~31日(日)、全国の企業や官公庁など職場でプレーを楽しんでいる社会人チームを対象とした全国大会が、山口県山口市の山口きらら博記念公園 多目的ドーム(人工芝コート)で開催されます!

 前日の会場を訪ねてみると………、明日からの試合に備えてコートコンディションを確認しながら練習に励む出場チームの姿が見られました!

 練習していた出場チームに聞いたところ、人工芝コートの転がりは速く、そのスピードは“高速コート”として有名な埼玉県の「彩の国くまがやドーム」よりも速いという意見も! 

 なお、明日からの大会の模様や結果は随時、当ホームページをはじめ、FacebookページやTwitterでもお伝えしていきます。さらに、明後日31日(日)午前9:10~、決勝トーナメント戦4試合のUstream配信も予定していますので、お楽しみに!

本日のドーム内は意外と涼しい

滑りやすいコートなのでスパーク打撃にも注意が必要そうだ

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