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2015年 ギャラリー
入賞チームの横顔
優勝 水明荘(徳島)
V2達成! 健祥会グループとしては9回目の優勝を遂げる
社会福祉法人健祥会グループの職員チームで20~30代中心。決勝戦では、5巡目の通過タッチから第4コーナーの相手ボールを一掃し、以降は一方的な試合で2連覇を達成した。チームとしては3回目の優勝、健祥会グループとしては通算9回目の優勝となる。
「2連覇というプレッシャーはありましたが、前回の優勝からの1年間、このメンバーで様々な大会に出場し、大会前は週2回のチーム練習のほか、個人練習にも励んできました。チームワークの勝利です。もちろん仕事が第一ですが、それ以外の時間でやれることは目いっぱいやってきた成果だと思います」
準優勝 京セラ(鹿児島)
4回目の出場で初入賞!
電子機器、情報機器、通信機器などの関連メーカーとして国内大手企業・京セラの鹿児島川内工場と国分工場からのチーム。全国ジュニア大会優勝を何回も経験している福山俊彦主将(右下写真・29歳)とその父母による福山ファミリーと、現アジアチャンピオンの強豪・フレンドスポーツのメンバーが揃う。本大会4回目の出場にして初入賞を果たした。
「ふだんは人工芝コートで練習しているメンバーが多いので、慣れたコートでプレーできたことが勝因の1つと思います」
第3位 ジヤトコ(静岡)
コートとの相性が良かった!
富士市にある自動車部品メーカーのゲートボール部チーム。本大会8回目の出場で、初のトーナメント戦進出を決めて、見事第3位入賞を決めた。シフトの関係で、全員揃っての練習は月に1~2回しかできなかったが、各地域のコートで個人練習を重ねてきたという。
「いつも以上に相手ボールへのタッチを決めることができました。ゲート狙いのイケイケドンドンの僕らのゲートボールと、コートとの相性も良かったように思います。運も味方してくれました!」
第3位 スーパーキング(福井)
京セラに2回負けたのがくやしい!
通算16回の出場を誇るゲートボール用品メーカーチーム。第1回と第5回大会準優勝、第15回大会第3位の古豪だが、今回はゲートボール歴1年と3年という20代選手2人を擁して若返りを図り、2年ぶりの第3位入賞となった。
「リーグ戦で、準決勝の相手でもあった京セラ(鹿児島)に負けましたが、その後、ニューフェイスの活躍で勝利を重ね、波に乗りました。準決勝はリベンジを誓って臨みましたが、力及ばず。結局、京セラに2回負けての第3位となりました。現在、ゲートボール部は若手の女性部員も入部して賑やかになりました。次回は、女子メンバーも交えて、ぜひリベンジしたいですね」
初出場チーム紹介!
前回優勝チームを破る大金星! 天草市役所栖本町職員(熊本)
天草市合併前の旧栖本町役場職員で編成したチーム。2006年の合併以前は、役場のレクリエーションスポーツの1つとして昼休みなどにプレーしていた。地元・熊本県での開催ということで今大会への出場を打診され、9年ぶりにメンバーが集結。8月から、毎週土曜日に、地元の愛好者から指導を受けながら練習を重ねてきた。そして、本番では、初試合で前回優勝チームを破る大健闘を見せた。
「相手チームは作戦派のレベルの高いチームですから、イケイケドンドンで先攻した結果、同点内容勝ちで勝利することができました。これで、当初の目標、1勝をクリアすることができました!」
ベテラン選手が揃う農業生産法人の社員チーム (株)アグリともあい(熊本)
農業生産法人として、豆腐などに使用される緑色大豆品種「キヨミドリ」を主体に生産している会社の社員チーム。ゲートボール歴15~20年のメンバーが揃っていたことから、今大会への出場を決意。ふだんは、休憩時間などを利用してプレーを楽しんでおり、県大会で優勝したり、全国選抜大会への出場経験を持つメンバーも所属している。リーグ戦では過去2回の優勝経験を持つ強豪・水明荘(徳島)を破った。
「ベテラン揃いですからね(笑)。しかし、今大会は勝ち負けに関係なく、楽しみたいと思います」
社会福祉法人の20~30代職員によるチーム 博愛会(和歌山)
社会福祉法人博愛会の「特別養護老人ホームゆら博愛園」の20~30代職員で編成したチーム。
メンバーのうち2人は、全国選抜大会でおなじみの強豪「ザ・ワカヤマ有田」で長らく活躍している選手で、ミドル世代にゲートボールを広げたいとの思いで職場で普及活動を行った結果、1年前に5名のメンバーが揃い、本大会への初出場を決めた。現在では、その5名全員が「ザ・ワカヤマ有田」のメンバーとしても活動しているという。
「目標はトーナメント戦進出だったんですが、すでに2敗してしまい、残念です。でも、今大会に出場したことで、初心者メンバーに同世代もたくさんプレーしている様子を見てもらえたので良かったです。残りの試合も伸び伸び楽しくプレーしてほしい。また、博愛会はグループ全体で400名もの職員がいるので、他の施設にもゲートボールを広めて、来年以降の大会につなげていきたいです」
前大会の教護担当医師が結成した病院チーム GBADH【ジェベアデアッシュ】(山口)
昨年、山口県で開催された前大会の救護担当医師を務めた阿知須同仁病院の院長が、看護師や医師に声をかけて結成したチーム。チーム名の「GBADH」は、ゲートボールの「GB」に、阿知須同仁病院の頭文字の「ADH」を組み合わせて、フランス語風の読み方をしたもの。
主将を務めた西田一也院長(53歳)は、「昨年の決勝戦で見事なプレーに、歓声とも違う独特のどよめきが起こったのを目にして感動しました。その感動を外からではなく、内から味わってみたいと思ってチームを結成しました」
以来、約1年、激務の合間に、前大会の会場である山口きらら博記念公園多目的ドームで、山口県ゲートボール協会の指導を受けながら、月2回の練習に励み、今大会出場を決めた。
メンバーは「高齢者スポーツのイメージがありましたが、実際にやってみて、予想以上に緻密なゲームなことに驚きました。作戦と技術力を鍛えていけば、強いチームになれるんでしょうね」
西田院長は「今大会は、少ない可能性をなんとか生かして1勝をしたいです。そして、今後はもっと病院にゲートボールを広めていきたいと考えています」。
念願の初出場を果たした、工具類の製造メーカーチーム オーエスジーGBクラブ(愛知)
工具類の製造メーカーであるオーエスジー株式会社の社員チーム。約20年前、ゲートボール経験者によってゲートボールクラブ発足。以来、地域の大会などで活動し、本大会の県予選会にも毎年のように挑戦してきたが、愛知県には強豪の社会人チームが多く、惜敗。今回、念願の初出場を決めた。
「仕事のシフトが違うので、全員揃っての練習はできませんでしたが、地元のコートで個人練習をして今大会に臨みました。目標の1勝が達成できたのでホッとしています。今大会は、地元の大会とは作戦も違い、レベルの高さを感じています。今回、勉強したことを、地元に帰って試してみたいですね」
開会式の模様
全国の各都道府県予選会を勝ち抜いた30チーム・187名が開会式に臨んだ
開催地・熊本県代表選手、天草市役所栖本町職員チーム・坂本和也選手による堂々とした選手宣誓
「勝っておごらず、負けてくじけずの精神で思い出に残るプレーを!」と選手にエールを贈る小野清子大会会長
自らもゲートボールのプレー経験を持つという熊本県副知事の村田信一氏。「ゲートボールの醍醐味であるチームプレーを発揮して、優勝目指してがんばってください」と祝辞のあいさつを述べられた
熊本市長の祝辞を代読する熊本市観光文化交流局局長の西島徹郎氏
若手ながら審判副委員長として審判団をリードする入江辰則審判員
大会トピックス:クラーク高校熊本上通キャンパスの生徒がボランティアとして参加!
今大会には、日本ゲートボール連合が活動を支援しているクラーク高校熊本上通キャンパスから、選択授業でゲートボールを受講している生徒を中心に35名の皆さんが、ボランティアとして参加。
開会式でプラカードを持ったり、得点ボードを担当したりして大会をサポートしていただきます。
大会トピックス:「台風18号豪雨水害支援」の募金へのご協力をお願いいたします
会場の受付には、急きょ、日本財団による「台風18号豪雨水害支援」の募金箱が置かれました。今後、被災者の生活復旧には、災害支援NPOやボランティアの活動が重要になります。
それらの活動を支える「支援金」の募金に、選手・大会関係者・観戦者をはじめ、会場の皆さんのご協力をお待ちしています。
会場の模様
いよいよ、明日9月26日(土)~27日(日)、全国の企業や官公庁など職場でプレーを楽しんでいる社会人チームを対象とした全国大会が、熊本県熊本市の熊本県民総合運動公園パークドーム熊本(人工芝コート)で開催されます!
前日の会場、パークドーム熊本を訪ねてみると………、明日からの試合に備えてコートコンディションを確認しながら練習に励む出場チームの姿が見られました!
今大会の会場は、砂入り人工芝コート。練習していた出場チームに聞いたところ、ボールの転がりは早いものの、砂入りのため、ブレーキは利くそう。ただし、スパーク打撃は砂でボールが滑るため、要注意。とくに、足の小さな女性プレーヤーには注意が必要のようです。ボールはまっすぐ進むため、技術力勝負の戦いになるかも!?
パークドーム熊本は、天候に関係なくスポーツが楽しめる全天候型の施設。 グラウンドはサッカーフィールドがすっぽり入る大きさで、テニス、ソフトボール、サッカーなど多彩なスポーツに利用されている
滑りやすいコートなのでスパーク打撃にも注意が必要そうだ
前回優勝チームの姿も……
コートコンディションを入念に確認する選手の皆さん