公益社団法人 日本ゲートボール連合

全国社会人ゲートボール大会

2019年 ギャラリー 

入賞チームの横顔

優勝 健祥会キング(徳島)
前回準優勝のリベンジを果たし、健祥会グループとして通算10回目の優勝!

 

 社会福祉法人健祥会グループの30〜40代男子による職員チーム。前回準優勝の雪辱を果たし、健祥会グループとして通算10回目の優勝を飾った。準決勝では同グループの健祥会エンペラーとの対戦となり、必死に追いかけるエンペラーを最後に突き放して勝利。続く決勝戦では、2巡目に勝機をつかむと、以降は安定した試合運びで堂々優勝を決めた。
「最近の作戦傾向を鑑みて、今回は“打って勝つ”作戦に挑戦しました。早めに得点を重ねる作戦に変更したことで、リラックスしてプレーできたことが勝因だと思います」(中村太一主将・45)

準優勝 さぬき市シルバー人材(香川)
初出場の実体は全国大会常連のベテランメンバー!

 

 さぬき市シルバー人材センターで働く60代の女子チームで初出場。しかし、その実体は、2008年全国選抜大会優勝の長尾銀河と、同大会常連のさぬきレディースのメンバーによる合体チーム!
「想定外の準優勝にビックリ! ここまで来られるとは思いませんでした。初日のリーグ戦で慣れない人工芝コートでのスパーク打撃に苦戦したことがとても悔しくて、ここで帰ることはできないと奮起しました。決勝戦は、雲の上の存在である健祥会さんが相手だから、負けて当然。悔いはありません」(メンバーの皆さん)

第3位 健祥会エンペラー(徳島)
健祥会キングとは決勝戦で対戦したかった!

 

 社会福祉法人健祥会グループの20〜40代男女による職員チーム。健祥会エンペラーのチーム名では、第8回大会準優勝以来の入賞となった。今大会前は月2回、施設内にある人工芝コートで健祥会グループの他チームと一緒に練習を重ねてきた。
「優勝した健祥会キングとは準決勝で当たりましたが、できたら決勝戦で対戦したかった。その準決勝では、2回ほどチャンスが巡ってきたのに、決められなかったことが残念です」(井内宏隆主将・34)

第3位 福山消防(広島)
チーム結成20年、9回目の挑戦で初入賞

 

 福山市、府中市、神石郡の各消防署に勤務する20〜40代署員によるチーム。チーム結成は約20年前。当時から在籍するベテラン選手は3名で、都度、未経験者の署員から新メンバーを募り、本大会に挑んできた。前回は県内で自然災害が発生したため、出場ならず、第17回大会ぶり、9回目の挑戦での初入賞となった。
「入賞できたのはたまたまで、運が良かったからです。あえて言えば、自らアウトボールになるミスが少なかったことが勝因ですかね。まさかの第3位、うれしいです」(立木忍主将・46)

注目チーム紹介

コロポックル(北海道)
ゲートボール発祥の地・芽室町役場職員チームが初出場

 

 発祥の地としてゲートボールを盛り上げたいと、芽室町長の手島旭氏(写真左から4人目)の発案により、ゲートボール歴10年の武田孝憲教育長(左端・64)が中心となり、全国ジュニア大会出場経験を持つ20代女子や未経験者など20〜30代の若手職員に声を掛けてチーム結成。町に伝わる伝説に登場する精霊の名前をチーム名とし、週2回、仕事を終えたあと、町の屋内コートでナイター練習に励んできた。今大会には応援に駆けつけた手島町長の姿も!
「芽室町では、今年から職員採用の最終試験にもゲートボールを導入しました。うまい下手に限らず、ゲートボールはチームプレーですから、協調性など人柄を確認することができます。今大会への出場もそうですが、発祥の地として、できる限りゲートボールを全国にピーアールしていきたいと考えています」(手島町長)

丸善雄松堂1869S(東京)
老舗の大手書店チームが初出場

 

 明治2年(1869年)創業・老舗の大手書店の社員チーム。創業年にちなんだチーム名は「マルゼンユウショウドウイヤロッカーズ」と読む! 「杉並サンデー」のチーム名で全国大会出場経験を持つ千葉雅之主将(写真8番・61)が、社員旅行のバーベキューのおりにゲートボール体験教室を実施。興味を示した30〜60代の社員たちで昨年11月にチームを結成した。千葉選手以外は未経験者だが、地域の大会などに参加しながら基本技術を身に付けてきた。中には、今年のゴールデンウィークの10日間、ほぼ毎日練習に通い続けたという強者も!
「初出場ですから、とにかくニコヤカに大会を終えることが目標です」(千葉主将)

 

古座川町役場(和歌山)
20〜30代の役場職員チームが初出場で見事トーナメント戦進出!

 

 紀伊半島南方に位置する古座川町役場の若手職員によるチーム。知人から地域の大会に誘われた杉本涼主将(写真7番・35)が同僚に声を掛けて参加したことをきっかけとして2017年5月にチーム結成。未経験者ばかりだったが、チームプレーの楽しさに惹かれていったという。今春、今大会に向けて全員でスティックを新調してモチベーションを高め、本格的に練習開始。今大会に和歌山県からともに出場した社会人チームの先輩・博愛会と合同練習を行うなどして力を付けてきた。その結果、リーグ戦で強豪の健祥会エンペラー(徳島)を内容勝ちで破り、2勝1敗でトーナメント戦進出を決めた。

「リーグ戦突破が目標でしたが、さらに上を目指します」(杉本主将)

開会式

開会式に先立って行われた組合せ抽選会

全国から27チーム、171名の社会人選手が、78チーム・554名のジュニア選手とともに会場の彩の国くまがやドームで開会式に臨んだ

「夏の良き思い出となるよう、元気ではつらつとしたプレーを期待しています」とあいさつをする椎川 忍大会会長(公益財団法人日本ゲートボール連合会長)

主管の埼玉県ゲートボール連盟会長の土屋品子大会副会長は、「日頃の練習の成果を発揮して、良い成績を残すことを祈念します」と選手たちにエールを送った

熊谷市長の富岡 清氏は、「暑いことで知られる熊谷市は、暑さ対策日本一を目指して、市内の小中学校に暑さ対策委員会を設けて、様々な取り組みをしています。出場選手の皆さんも、熱中症に気を付けながら楽しく競技してください」と来賓祝辞を述べられた

開催地の埼玉県代表として、全国ジュニア大会出場の埼玉熊谷市西小学校の3選手が力強く堂々とした選手宣誓を披露。左から、三谷彩太(9)、尾崎光(11)、鯨井彬宇(9)の各選手

公開練習

 大会前日、会場の熊谷スポーツ文化公園 彩の国くまがやドームを訪問すると、社会人選手たちは、同時開催の「全国ジュニアゲートボール大会」出場のジュニア選手とともに、熱心に公開練習に取り組んでいました。
 2016年に新装された会場の人工芝コートは、年々ボールの転がりが少しずつ遅くなっており、しっかり打てる印象です。

本日の熊谷市の気温は27度(午後)、例年に比べて過ごしやすいドーム内

ボールの転がりの速さや各コートのクセなどコートの感触を確認する選手の皆さん

前日から元気いっぱい!

 明日からの大会の模様や結果は随時、当ウェブサイトをはじめ、FacebookページやTwitterでもお伝えしていくほか、最終日25日(日)午前中にはライブ配信も予定していますので、ぜひご覧ください。

 詳細はこちらからご覧ください。

 

 なお、今大会のライブ配信後には、同時開催の「第24回全国ジュニアゲートボール大会」のライブ配信も予定しています。

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