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2022.08.12
【第21回全国社会人ゲートボール大会】大会レポート
打倒・健祥会グループならず、健祥会キング(徳島)が4回目の優勝
今大会はコロナ過の影響のせいか、15チームの参加となった。
リーグ戦は、1コート5チームで行われ、各コート2位以内の6チームと成績上位3位2チームがトーナメント戦に進出する方式がとられた。
これまで、社会福祉法人健祥会グループ(徳島)は健祥会キング、水明荘が各3回、健祥会レッズ、緑風会が各2回と、計10回の優勝を果たしているが、今大会も健祥会キング、健祥会エンペラー、健祥会リバティの3チームが参加しているので、どこのチームが打倒・健祥会グループを果たせるのかに興味は尽きなかった。
リーグ戦の1位は健祥会グループの3チーム。
トーナメント1回戦は、この3チームと、全日本選手権大会や全国選抜大会で活躍した宮澤仁一主将(43)が率いる初出場のセブンイレブンチワワズ(長野)が難なく相手を下し、準決勝戦に臨んだ。
健祥会エンペラーと健闘のセブンイレブンチワワズの対決は、地力に勝る健祥会エンペラーが12―7でセブンイレブンチワワズを下した。
健祥会リバティと健祥会キングの対決は序盤戦から健祥会キングが圧倒したが、健祥会リバティが盛り返して10―14と逆転した。しかし、競技時間終了間際から健祥会キングが2つの上がりを決めて劇的な勝利を収めた。
決勝戦は先行逃げ切り策をとった健祥会キングが健祥会エンペラーを寄せ付けず、15―7 で押し切って、みごとに4回目の優勝を遂げた。
決勝戦、今大会大活躍の健祥会キング・藤江守選手(45)のプレイ
初出場ながら、チームを第3位へと導いたセブンイレブンチワワズの宮澤仁一主将(43)
取材・文/高橋隆輔(スポーツライター)
撮影/伊藤守、山村佳人