公益社団法人 日本ゲートボール協会

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公益社団法人 日本ゲートボール協会

ニュース

2020.11.25

JGU

東海学園大学(愛知)で今年度はゲートボール体験授業を実施

東海学園大学は、2019年度から日本ゲートボール連合のゲートボール再生プロジェクトにご協力いただいており、昨年はゼミ授業としてゲートボールの課題を解決する企画プロジェクトに取り組み、その成果として日本ゲートボール連合を訪問してプレゼンテーションを行っていただきました。

 

※ゲートボール課題解決策のプレゼンテーション記事は、こちらからご覧ください。

 

2020年度は新たに、スポーツ健康科学部2年生の選択授業「レクリエーション実技」で2クラスが2コマずつ2週にわたりゲートボール体験授業を実施しました。「レクリエーション実技」は、様々なスポーツやレクリエーションを体験する授業で、その1種目にゲートボールが採択されたのです。

 

1コマ目の授業は、10月14日(水)に大学内の屋外人工芝グラウンドで行われ、1クラス目は48名、2クラス目は47名が受講しましたが、そのほとんどが「ゲートボールって聞いたことはあるけれど、どのようなスポーツかは知らない」「朝に公園で高齢者の方がやってるやつ?」という未経験者の皆さんです。
そこで、最初に、2人1組での打撃練習や、第1ゲートから順にゲートを通過して最後にゴールポールに当てるラウンド練習で打撃方法を学んでいただいてから、初心者向けの特別ルールによるゲーム練習を行いました。
通常より小さいミニコートで、6名で1チームを編成し、前半3名、後半は前半に出場していない3名と入れ替わる3人制で計6球を使用。競技時間は前・後半とも各10分間または12分間で、前半の勝利チームに1セットが与えられる2セット先取制とし、前・後半で獲得セット数が1対1になった場合はジャンケンで勝敗を決めることに。また、スパーク打撃はなしで、1名が全ゲートを通過して上がって5点を獲得したら、またスタートに戻って第1ゲートから参加できるようにしました。その結果、得点獲得に主眼を置いたスピーディーな展開となり、大いに盛り上がりました。
そして、最後に、翌週の2コマ目の授業で初めて取り入れるスパーク打撃の説明をして授業を終えました。

 

2コマ目が行われたのは10月21日(水)で、1クラス目は46名、2クラス目は43名が参加。授業前から、前回の最後に説明したスパーク打撃を熱心に練習する学生の姿も見られました。
最初にスパーク打撃の練習とラウンド練習をしてから、今回は通常の大きさのフルコートで、スパーク打撃を取り入れ、あとは前回と同じ形式でゲームを行いました。スパーク打撃が加わったことで、前回よりルールに複雑性が増したことから、みんなで作戦を話し合うようになり、最終的にはチームでゲーム展開に合わせて戦略を組み立てるまでに理解を深めました。

 

授業を担当した井澤悠樹先生は、「今回のゲートボール体験学習を通して、これまで競技の視点からしかスポーツと向き合ってこなかった学生が、上手下手や勝ち負けに関係なく、“真剣に遊ぶ”姿を垣間見ることができ、スポーツの本質である遊びや楽しさに近づけたのではないかと感じました。今後も大学教育を通して、ゲートボール再生に微力ながら貢献していきたいと思います」と語ってくださいました。
今後の東海学園大学でのゲートボール展開に、大きな期待が集まります。

 

なお、今回の授業では、井澤先生の配慮により、ゲートボール写真をSNSで積極的に発信するという条件でスマホ所持が認められ、学生たちは積極的にプレイ情景や、スティックをオシャレに並べた写真を投稿していました。

仲間のスパーク打撃成功にガッツポーズ

スパーク打撃時、対戦相手も参加して作戦会議

全員が打撃に注目!

接戦で盛り上がる

1クラス目の皆さん

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