公益社団法人 日本ゲートボール協会

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公益社団法人 日本ゲートボール協会

ニュース

2025.07.07

JGU

【JGU発行ウェブマガジン最新号】ゲートボールNavi vol.9

 
 
2025年度最初の発行となるvol.9では、
特集「ゲートボールで、ずっと元気に」と題し、
90歳を超えてなお現役でプレーを続けるスーパーシニア選手たちをご紹介します。
元気の秘けつや、ゲートボールとの素敵な関係がそっと語られています。
また、6月に福島市で開催した
第40回全国選抜ゲートボール大会」の結果や大会レポート、
さらに今年度より都道府県のゲートボール団体役員として活動を始めた若手役員たちのインタビューも掲載。
世代を超えてつながる、ゲートボールの今をお届けします!
 
 

目次

※下表の先頭数字部分をクリックすると、ご覧になりたい記事に飛びます。

1. 特集 ゲートボールで、ずっと元気に
全国ベスト8に輝いた94歳&91歳プレーヤーをご紹介!
2. 全国大会結果 第40回全国選抜ゲートボール大会
全競技結果/入賞チームの横顔/試合動画/大会レポート/打撃分析など
3.TOPICS 都道府県ゲートボール団体に若手役員が続々誕生!
○叶城 伸 氏(25)/東北地域ゲートボール協議会 会長・岩手県ゲートボール協会 理事長
○村松 賢一 氏(43)/福島県ゲートボール協会 副理事長
○鈴木 義幸 氏(23)/和歌山県ゲートボール協会 普及指導委員長
4. ジュニアNEWS 作新学院高校ゲートボール部&水都国際門球部、三重のジュニアチームと合同交流会を開催
5. 地域大会結果 ◎第40回北信越ゲートボール選手権大会
◎第39回四国地域ゲートボール選手権大会
6. 海外TOPICS 第2回パンアメリカンゲートボール選手権大会開催!
7. JGUからのお知らせ ① 公式競技規則2025対応版の書籍を発売中!
② JGU設立40周年記念特別功労者表彰 授与式を開催
8. バックナンバー 過去のゲートボールNaviをご覧いただけます!
9. 次回配信のお知らせ 次号「ゲートボールNavi vol.10」(2025年8月中旬配信予定)
特集:夢中の先に未来が見える ― ジュニアゲートボールの今

1. 特集|ゲートボールで、ずっと元気に
全国ベスト8に輝いた94歳&91歳プレーヤーをご紹介!

2025年6月に開催した「第40回全国選抜ゲートボール大会」で、大きな注目を集めたのが、女子クラスの「鳥取女子」チーム。
なんと、今大会最高齢の94歳と91歳のプレーヤーがフル出場し、平均年齢84.4歳という最高齢チームながら、堂々のベスト8入りという快挙を達成しました!
6月とは思えない猛暑の中、リーグ戦を3勝0敗で突破し、1点差でトーナメント1回戦を勝ち抜くなど大健闘。惜しくも2回戦で敗退しましたが、その相手は今大会の優勝チームだったというから驚きです。
そんな「鳥取女子」を支えたおふたりに、ゲートボールとの歩みや健康の秘けつを聞いてみました。

 

「ゲートボールで薬いらず。プレー中は疲れも忘れます」
河田 鈴子(かわた・すずこ)選手(94歳)/鳥取県倉吉市

ゲートボール歴は40年以上。
きっかけは公民館の講習会への参加だったそうです。今では自宅にマイコートを所有し、日々ゲートボール仲間と一緒に汗を流しています。お孫さんやひ孫さんとも一緒にプレーすることがあるそうで、まさに“家族ぐるみ”でゲートボールを楽しんでいらっしゃいます。

 

「ストレス解消のためにはじめたゲートボールですが、やればやるほど難しくて、終わりがないのが面白いところ。
頭も体も使うから、いまも薬いらずで元気に過ごせているのかもしれません。最近は少し疲れやすくなってきたけれど、ゲートボールをしていると不思議と忘れちゃうんです(笑)」

「主人が亡くなって落ち込んだとき、ゲートボールが救ってくれました」
増井敬子(ますい・けいこ)選手(91歳)/鳥取県鳥取市

ゲートボールとの出会いは45年前。専業主婦だった当時、町内会の大会に誘われたのがきっかけでした。
それ以来、ずっと第一線でプレーを続けてこられました。

 

「ゲートボールって“すぐにケンカになる”って言う人もいるけど(笑)、勝ち負けがあるのはどのスポーツでも同じ。
味方のボールに当てれば助けられるし、相手に当てられたらコート外へ出される。
その駆け引きがすごく面白いんです。
主人が20年前に亡くなって、しばらく本当に落ち込んでいたんですが、仲間たちに支えられて、また立ち直れました。
今回の大会では、最初の試合で第1ゲート通過に手こずったけど、最後に上がるこができてホッとしました」

全国にはまだまだ!
青森県では101歳の現役選手がジュニアと一緒に大会出場!

101歳の菊地選手(中央)とジュニアチームの皆さん

スーパーシニアは全国にたくさん。
2025年6月、青森県で開催された大会には、なんと101歳の菊地選手が出場! 最年少8歳が所属するジュニアチームとの対戦など全4試合すべてにフル出場し、見事入賞も果たしました。

 

▶ 詳しくはこちらの記事で紹介しています:
青森県ゲートボール協会ブログ|101歳選手が出場!

2. 全国大会結果
第40回全国選抜ゲートボール大会

65歳以上のプレーヤーが男女2クラスに分かれてシニア日本一を決定する全国大会「第40回全国選抜ゲートボール大会」を、2025年6月21日(土)・22日(日)に、福島県福島市のあづま総合運動公園 とうほう・みんなのスタジアムで開催しました。

 

今大会には、都道府県の代表チームあわせて男女計84チームが出場。
両日ともに34度を超える真夏のような蒸し暑さとなりましたが、選手たちは「全国大会史上、もっとも素晴らしい天然芝コート」と絶賛する最高の舞台で、記念すべき第40回大会にふさわしい熱戦を繰り広げました。

 

男子クラス:わいわいクラブ(鹿児島)が初優勝!

 

男子クラスの決勝戦は、激戦のリーグ戦を得失点差でギリギリ突破して勝ち上がってきた、わいわいクラブ(鹿児島)と、前回ベスト8の徳島眉山が対戦。
2巡目にロングタッチから陣形を整えたわいわいクラブが、5巡目には第2ゲート利用のタッチ通過を鮮やかに成功させ、試合を優位に展開。
そのまま流れをつかみ、徳島眉山を突き放して、結成から4年目でついに初の栄冠を手にしました。

 

女子クラス:銀河チーム(香川)が17年ぶりに頂点へ!

 

女子クラスは、3度の優勝を誇るウインゲッターL(東京)がまさかのリーグ戦敗退
決勝戦は、第23回大会で優勝経験のある銀河チーム(香川)と、2回目の出場となるフレッシュチーム・吉田L(新潟)の顔合わせとなり、銀河チームが付け球を駆使する冷静な試合運びで、吉田Lを相手に一歩も引かず、勝利。
2008年以来、17年ぶり2度目の優勝を果たしました。

 

3. TOPICS
都道府県ゲートボール団体に若手役員が続々誕生!

近年、都道府県のゲートボール団体において、若手の役員起用が徐々に増えています。
2025年度も、岩手・福島・和歌山の3県で新たに若手役員が就任し、組織運営に新たな風を吹き込んでいます。
各地で活躍を始めている3名の若手役員に、就任にあたっての想いや今後の目標を伺いました。

 

○叶城 伸 氏(25)/東北地域ゲートボール協議会 会長・岩手県ゲートボール協会 理事長
○村松 賢一 氏(43)/福島県ゲートボール協会 副理事長
○鈴木 義幸 氏(23)/和歌山県ゲートボール協会 普及指導委員長

 

▶若手役員の想いや今後の目標はこちらから

左:叶城 氏、右上:村松 氏、右下:鈴木 氏

4. ジュニアNEWS
作新学院高校ゲートボール部&水都国際門球部、三重のジュニアチームと合同交流会を開催

2025年3月27日(木)、栃木県・作新学院高等学校ゲートボール部と、大阪府立水都国際中学・高等学校の門球部のメンバーが三重県伊賀市を訪問。
地元ジュニアチームである「E・フォース」と「松阪キャマラーズ」の選手たちと合同交流会を行いました。
当日は、三重県ゲートボール連合会の役員・スタッフのほか、各学校の部顧問や指導者、そして日本ゲートボール連合(JGU)の役職員も視察を兼ねて参加。
高校・中学の部活動と地域ジュニアがつながる貴重な機会となりました。

 

▶合同交流会の記事はこちら

 

5. 地域大会結果

第40回北信越ゲートボール選手権大会
千歳クラブ(長野)が初優勝!

📍2025年5月24日(土)・25日(日)/石川県金沢市
富山・新潟・長野・福井・石川の5県から、計60チームが出場。
準決勝で、前回3位の千歳クラブ(長野)が、大会5連覇を狙った強豪・志水魁(石川)を撃破!
さらに決勝戦では中能登(石川)を破り、見事初優勝を果たしました。
長野県勢としては、1993年の第8回大会以来、実に32年ぶりの快挙となります。

 

▶詳細記事を読む

第39回四国地域ゲートボール選手権大会
健祥会A(徳島)が接戦を制して優勝!

📍2025年5月18日(日)/愛媛県松山市
香川・徳島・高知・愛媛の四国4県から、計19チームが出場。
決勝戦は、徳島県同士の小松島 vs 健祥会Aの対戦。
一進一退の攻防の末、健祥会Aが第2ゲート通過から第4コーナーの相手球へのロングタッチを決めるなど好プレーを連発。見事優勝をつかみ取りました!

 

▶詳細記事を読む

 

6. 海外TOPICS
第2回パンアメリカンゲートボール選手権大会 開催!
ペルーが青年の部・高齢者の部ともに優勝の快挙!

📍2025年6月14日(土)〜15日(日)/南米パラグアイ
南米にとどまらず北米も対象にした新たな国際大会が開催され、6カ国・53チームが参加。
競技は「青年の部」「高齢者の部」の2部門に分かれて行われました。
初日は雷雨により競技方式の一部変更もありましたが、大会は無事終了。
そしてなんと、ペルーのチームが両部門で優勝という快挙を達成しました!
南北アメリカのゲートボール交流がますます活発になる中、今後の展開にも注目です。

 

▶大会レポートを読む

7. JGUからのお知らせ
① 公式競技規則2025対応版の書籍を発売中!

国際公式ゲートボール競技規則の一部改正が、2025年4月1日から施行されました。
これにともない、最新の競技規則に対応した書籍を現在発売中です。
📘 書籍はお住まいの各都道府県ゲートボール団体でご購入いただけます。
ご希望の方は、お近くの団体へお問い合わせください。

 

▶公式ゲートボール競技規則・審判実施要領の一部改正について

 

▶JGU発行書籍・審判員用アイテム一覧はこちら

② JGU設立40周年記念特別功労者表彰 授与式を開催

JGUは2024年12月21日に設立40周年を迎えたことを記念し、全国からゲートボールの普及発展に尽力された個人・団体計246件を表彰しました。
🎖授与式は2025年3月24日(月)、東京都港区の笹川平和財団ビルで開催。
全国から約40名の受賞者がご出席くださり、感謝とお祝いの場となりました。

 

▶受賞者一覧などはこちら

8. バックナンバー
過去のゲートボールNaviをご覧いただけます!

ウェブマガジンと、年1回印刷物として発行している情報誌「ゲートボールNavi」のバックナンバー一覧をご覧いただけます。
 
▶バックナンバー掲載ページはこちら

9. 次回配信の予定

📢 次号「ゲートボールNavi vol.10」では、
特集 夢中の先に未来が見える ― ジュニアゲートボールの今 をお届け予定!
ジュニアプレーヤーの活躍、指導者の声、そして8月に長野市で開催予定の第30回全国ジュニアゲートボール大会の結果なども掲載予定です。
📅 配信は2025年8月中旬頃を予定しています。

 

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